X-Plane11のZIBO B737-800をゴーアラウンドさせてみます。
ゴーアラウンドを始めるにはTOGAスイッチを2回押します。TOGAスイッチは正面のマイクスイッチが代用しています。もちろんジョイスティックのボタンにも設定できます。ジョイスティックに設定するときはLeft TO/GAに設定します。これはX-Planeのオリジナルの機能ではなくて、ZIBOの機能のなかにあります。ここでZIBOではオートパイロットが完全に解除になってしまいます!そしてオートパイロットが解除されたことを知らせる警告音が鳴り始めます。
ただし、機体が自動着陸の準備ができている場合にはオートパイロットは解除になりません。しかしそれ以外は解除になります。
同時にエンジンがTO/GA推力まで上がってきますから、操縦かんを軽く引いて機首上げの姿勢にします。同時にフラップを15度にします。フラップ30度で着陸するところであったならばジョイスティックのフラップ上げのボタンを2回押します。そして高度計で高度が上がり始めたのを確認してギアを上げます。
この一連の操作で機首が上がりすぎると速度が落ちて失速の危険があります。通常は操縦かんを前に倒して過剰な機首上げを抑制することが必要で、その状態で機首下げのトリムボタンをどんどん押して操縦かんを離しても過剰な機首上げにならないようにします。ここでPFD上のマジェンタ色の縦横のバーがフライトディレクターで、この縦横の交点に機が来るように操縦かんを動かします。
操縦かんを離しても過剰な機首上げにならず、地上から400フィート以上上昇したらオートパイロットを入れます。続いてLNAV、LVLCHGボタンを押して事前にFMCに設定したコースに沿い、その時の速度で上昇します。そして機が安定して上昇するようになったら速度を上げてフラップを上げて設定速度まで上昇します。
(おわり)
いつも適切なご教示ありがとうございます。
後期高齢者になってから認知症予防のつもりで安易に「X-Plane11」を入手したのですが、あまりの高度なものなので諦めかけていました。
今後ともよろしくお願いいたします。
未熟なのでよくあるゴーアラウンド発生時には(遊覧のつもりで)旋回待機のままX-planeを終了させていました。
次回は再アプローチに挑戦してみます。
ただ、それを抜け出して、(FMCでの)再アプローチ・着陸する方法がわかりません。手動でしか再アプローチをすることができないのでしょうか、よろしくご教示ください。
失礼しました。
CMD BOTH ONだとAP解除されずにGAモードになったと思います。それが本物の動作かはわかりませんが