猫の住む街駅前珈琲店

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猫物語③…ちぃこ

2005年07月14日 19時42分15秒 | 猫物語
 
次はちぃこの事を書きましょう。
 
ちぃこは三毛と茶トラのミックスで、顔の右は黒、左は茶、鼻すじは、お祭で子供がおしろいを塗るように白です。
かしこまって座っていると、胸元が白くて前足は七分袖の黒いカーデガンを着ているように見え、
鼻はピンク、肉球もピンクです。横顔がきれいな猫だと思います。
 
私も夫も、もちろん子供たちも、うちの中に動物がいるのは初めての事です。
人にはそれぞれ、ここまではOKというラインがあるもので、
うちではちぃこにキャットフード以外はあげずに、テーブルの上とこたつの上は乗らないように叱りました。
他の猫は知りませんが、ちぃこはピアノの上やカウンターに乗っても、物を落とすこともなく、隙間を選んで歩いています。
皆が食事をしている時、いすに座って仲間に加わっていますが、自分の食べるのもではないと解っているようです。
私が食事の支度をしている時は、シンク横のカウンターの上でじっと見ていて、
猫の手も借りたい時はきっと助けてくれるつもりなのでしょう。
共同生活を1年半して、ちぃこは本当に空気のように当たり前になりました。
 
一番ちぃこに躊躇していた夫でさえ、ファミレスで足に誰かの荷物が触って、
「ああ、ちぃこがここまで追いかけて来たかと思った。」と言っていました。
人は変わるものです。というより慣れるものです。
 
半年程前に、メスのちぃこも不妊手術をしました。
かわいそうと思う人がいるかもしれませんが、私はこれがちぃこのためと思ったのです。
息子が言いました。「あ~あ、後2・3匹子猫がいてもよかったな。」
生き物を飼うと、確実に心のひだが一本増えるんだなと思いました。

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