そのスクェアピアノによるコンサートと時間を前後して、やはり県芸芸術資料館所蔵の、およそ100年前の蓄音機による78回転SPレコードの鑑賞会があり、僕も調律の空き時間を利用して聴かせてもらいました。
この日はシューベルトの魔王と、オー・ソレ・ミオ、2曲の歌曲でした。
蓄音機はもちろん電気なんか使わず、横に着いているハンドルを手でぐるぐる回してネジを巻き、レコード盤に刻まれた音の振動をピックアップで拾 . . . 本文を読む
一昨日6日は愛知県立芸大の芸術資料館で、北住淳先生によるスクェアピアノのコンサートでした。
僕は朝から調律で、半音とさらに70セントほどもピッチの下がったそのピアノをなんとか半音下がりまで引き上げなければいけません。
何しろ160年ほども前のピアノなので、慎重にしないと何が起こるかわかりません。
普通ですと、70セントくらいなら軽く1回で上げますが、今回は2回に分けて上げるべく取りかかりました。 . . . 本文を読む