チャレンジャー・ナオミの日常

小田原市議会議員の佐々木ナオミです。よろしくお願いします。

委員会で修正案を提出しました!

2007-09-13 | Weblog
9月議会が始まり、先週の金曜日は委員をしている「建設経済常任委員会」が開かれました。
今回は「お城通り再開発」の土地取得のための債務負担行為が補正予算に出されました。
つまり、この建物が立つ予定の土地はまだ半分くらい小田原市のものではないので、この土地をローン(債務負担行為)で買うことを市側が提案したのです。この補正予算が通ると、議会としては建物が建つことを了解したということになるので、まさに正念場という感じでした。
行政側も気合が入ってます。傍聴者も多くなると見込んで、いつもの会議室より大きい部屋で行われました。
今回、委員会の委員の中では私だけではなく、これまでの委員会でも各委員それぞれに疑問を投げかけていました。また、市民の方からも、「この計画は中止してもらいたい」という声が、どんどん高くなっていました。その証拠に、委員会前日に何と6件もの計画の見直しを求める陳情書が出されました。中心市街地の商店街からのもの。地域商店街はラスカができてさらに売り上げが落ち、今回の開発が進めば、ラスカ以上の商業施設ができるわけで、さらに追い打ちをかけてしまう。市の土地なのだから、もっと公共性のあるものをというものでした。そこで、委員会で副委員長を務める杉山委員から修正案を出す提案があり、私と安野議員の3名の連名で、この債務負担行為を補正予算から削除する旨の修正案を提出しました。委員会では多数決で可決されました。
なんと、どうやら市長提案に修正案を出すなんてことが、そのうえそれが可決されるなんてことが、どうやら初めてのことらしい。場を仕切る委員長も「初めてのことだから脂汗かいたよ~!」と言いながら、汗をぬぐいまくっていました。そして、各委員とも緊張の面持ちでした。さすがに終わった時にはみなさん「疲れたー!」とおっしゃっていました。私も疲れた!でも、なんだかいい仕事した後のさわやかな疲れでしたね。特に提案者だった杉山議員、本当にお疲れ様でした!
 さて明日の金曜日は本会議でこの修正案が委員会提案され、議会の場ではかられます。いまのところ情報によると可決されるか否決されるか瀬戸際の状態のようです。でも、先輩議員の方が「結果じゃないよ!修正案出すことに意味があるんだ!」と熱く語っておりました。私も、そう思います。市民の声を市民の代表者としてしっかりと表明していく。ほんとうに、いい経験をしました。
皆さん!14日の金曜日は傍聴のしどころですよ!ぜひいらしてくださいね!