だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

「おっさんずラブ」💛 隔たりのない愛のカタチ

2019年09月20日 | 日記
Ī LOVE”おっさんずラブ“ (。・ω・。)ノ♡

昨年、深夜ドラマの「おっさんずラブ」にハマりました、ワタクシメ。
その頃、録画のデッキが壊れていまして、深夜ドラマはあまり見られませんでした・・・というか、
デッキがあると、ついつい録画しちゃって「録画地獄」に落ちるので、壊れたままにしてあったんです。
最近は放送後一週間はネットで無料配信してますしねー。

「おっさんずラブ」も最初のうちは、ネットでちまちま見ていましたが、途中からハマりまくって、
毎週末の放送が「至福の時間」となりました(大笑)


「おっさんずラブ」をご存知ない方のために、ザックリあらすじを書きます( ..)φ。。。

舞台は「天空不動産東京第二営業所」

主人公・春田創一(田中圭)は女好きだけど、まったくモテない彼に突然、“未曽有のモテ期”が訪れた!!
しかし 喜んでいいのか? 悪いのか?
だって、愛を告白してきた相手は… 長ーいこと乙女心を隠してきた上司”黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、
ルームシェアしていた後輩・牧凌太(林遣都)だったからです!
これまで同性を恋愛対象と考えたこともなかったが、男性である黒澤と牧の2人に告白をされて、困惑しながらも拒絶することなく対峙していきます。
そこが「ヒューマン」なのですよー。

牧良太(林遣都)は両親にも「ゲイ」であることをカミングアウトしてい、正々堂々とした「同性愛者」
ただ春田とは「先輩後輩」の間柄で、ルームシェアしていただけだったのに、「愛」に発展していきます。
青年として「仕事にかける気持ち」と、ルームメイトとして「主夫をしなければならない」、生活面でのモヤモヤもかかえます。
牧は、マイノリティーは世間的には風当たりが強いことを身を以て知っていて、春田が選んだパートナーが男性である自分で良いのかと・・・苦悩する場面も。

部長の黒沢武蔵(吉田鋼太郎)は、ある出来事をきっかけに春田に恋をしてしまいました。
でも自分のことを“尊敬する上司”と慕う春田との良い関係を壊す勇気もなく、また自身に妻がいることもあり交際を望む欲求は抑え、人知れず恋心を内心で温め育んでいました。
それが、ある時ついに心の箍が外れ開き直り、愛の告白をする決意を固めます。
春田のことを「はるたん」と呼ぶようになり、二段の弁当箱いっぱいにおかずを詰め、ごはんの上には海苔で春田の顔を描いたキャラ弁を作って持参したりして、とにかくカワイイ。

黒沢には妻・蝶子(大塚寧々)がいたが、カミングアウトして離婚。
蝶子は離婚後「よき理解者」として、元夫の乙女チックな恋を応援します。
「夫婦」としてはうまくいかなかった二人ですが、人間同士の関係になった時、新しい絆が生まれ、なんとも清々しく感じられました。

主任の武川政宗(眞島秀和)は「独身貴族」と思いきや・・・彼もゲイでした。
武川は牧と付き会っていたのだけれど、牧の春田への想いを知り葛藤し、その気もちを悟られないように気丈な振舞いをする。その姿が切ないのです。

結局どうなるのかは「ネタバレ」になるので書きませんが、抱腹絶倒の胸キュン・ラブコメディーなのです。



邦画の「コメディー映画」を映画館で観るのは初めてかも・・・

邦画は上映から1年もしないで、テレビで放映しちゃうでしょう。

もったいないら映画館では観ないんです。
でも今回、いつも「ディズニー映画につれて行ってくれる人が、「おっさんずラブ」でもいいですよ(笑)、というので、お言葉に甘えて、連れて行っていただきました 🎥

上に書いたのは「テレビ版」のあらすじで、映画はその続編といったところ。
「おっさんず」はパワーアップして、本当に楽しい作品でした!


「バカだねー」と笑いたいヤツは、わらっていろーぃ 😜

「あらすじ」を一生懸命書いていると、正直ワタクシメ自身も「バカだねー」と自分ツッコミを入れたくなりますが(笑) バカにするでないぞよ ●~*

この物語、男性同士だから「荒唐無稽」に思えるんで、「男女の恋愛」なら、よくあることです。
「仕事仲間」として、ずっと信頼していた人に告白されて、戸惑ったり、
相手の幸せを思うばかりに素直になれず、みすみす「幸せ」を手放してしまうことって・・・あるでしょっ。
元カレや元カノが「一番の理解者」になってくれることも・・・ありますよ!

ワタクシメも、昔々カレシに「お前は友達としては100点だったのに、カノジョになったら最悪のオンナだー」と三くだり半を投げつけられた経験がありますし💦
「障がい者」ゆえに、もう一押しが出来なかったことや、悩んだこと・・・また「夢見るゆめこさん」を楽しんだこともあります。

「おっさんずラブ」の登場人物一人一人の気持ちが、手に取るようにわかりますのよ、ワタクシメ。
「同性愛者」だけでなく、マイノリティーな立場にいる人は、共感できるストーリーだと思います。
そして、「広ーい意味でのラブストーリー」で、突き詰めれば「人間愛」を描いているんですよ。

この作品は「単発ドラマ」が「連ドラ」になり、「映画版」も大ヒットしました。
殺伐とした昨今、「おっさんずラブ」のような隔たりのない愛💛が多くの人の共感を得たのでしょう。


ふだん「シェークスピア」などを演じる吉田鋼太郎や、イケメン俳優で上り調子の林遣都などが思いきり「ゲイ」に挑むところも見どころです。
創り手たちが真剣に楽しんでいる感じも伝わってきて、気持ちよく笑える映画でした。






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