大本堂。 瓦が美しい。
方丈に向かう。
中に入ると大きな提灯が出迎えてくれる。直径120cm、高さ200cm。歌舞伎の「南座」の提灯でも知られる小嶋商店の制作。提灯に描かれている家紋は「妙顕寺牡丹」と言うらしい。
四つの庭園があるが、これは「四海唱導の庭」世界中のあらゆる人々を法華経の教えに導き、その功徳によって人々を救う、という意味が込められている。白砂は大海。
黒っぽい石を拡大すると
二つ目は「竹の坪庭」28本の孟宗竹が坪庭に植えられている。法華経は28章で完結するから。28本を維持するために、古い竹を切る。ネスカフェのCMに使われたことがあるそうだ。
次にお花のあるお庭に行った。「五色椿と松の庭」
水琴窟が涼しさを演出する。
四つ目は「光琳曲水の庭」 以前、ここに尾形光琳が作庭した庭があったが消失したと言われている。左の赤松は樹齢約400年、右の黒松は約200年。
御朱印帳 古来より妙顕寺は「龍華」と呼ばれていたそうだ。
参拝者は他に2名だけだった。写真を撮るには都合がよかった。コロナが流行する前は、多くの人が訪れたそうだ。英文のパンフレットもある。静かな京都はもうしばらく続きそうだ。