なお子の何でも日記

議員活動・日々の出来事など

12月26日(金) 良い年をお迎えください

2008-12-27 23:02:11 | 日々のこと
冬の田んぼ


晴れ

冷たい北風が吹き、木々はすっかり葉を落としてしまいました。又、空気も澄んできたためか、富士山もくっきりと見えました。

ある方から「人間の尊厳を尊ぶ病院はないだろうか」との相談を受けました。

「今の医療は『死』を忌み嫌うかのように、延命をすすめているが治る見込みのない病の場合、本人の苦痛が長引くだけあり、又家族も病院の支払いのため経済的に成り立っていかない。延命装置はしないで下さいと頼んだが、栄養物をチューブで送ることが即延命に
なってしまっている、でも医療の現場では、その処置をせざるを得ない、との現実に直面した」と。

現代の医学の進歩は目覚しく、人間は死なないかのように臓器移植などもありますが、人間の死亡率は100%です。医療の制度も考えていかねばなりませんし、いづれ私も死を迎えます。どう死に向かい合うのか、心の準備も必要です。

明日(12月27日)から1月4日まで、市民ネットワークは冬休みとなります。よってこの日記もお休みいたします。来年又お会いしましょう。良いお年をお迎えください。

12月25日(木)知ることから始めましょう

2008-12-27 21:59:00 | 日々のこと



晴れ

千葉県労働者福祉センター(千葉市役所近く)で開催中の「水俣・千葉展」に行ってきました。

1956年(昭和31年)には熊本大学医学部の研究班によって、奇病の原因が肥料工場の排水(有機水銀)にあることがほぼ確実であることがつきとめられていました。チッソの付属病院でも1959年にネコを使った動物実験「ネコ400号の実験」からこの結果を知っていながら、厳重な口封じを行なっていたそうです。

背景には、池田勇人政権の「所得倍増計画」の政策であった「農業構造改善事業」と「新産業都市建設促進法」を進めるために、通産省が力を入れていました。地域工業開発の先駆的モデルである水俣のチッソが生産していた窒素肥料は農業の近代化と工業地域開発の二本の柱を実現していたそうです。

高度経済成長の光と影ですが、それだけで片付けてはならないと思います。しかしその後も同じような事件「薬害エイズ」などがおきています。このような事件が起こる構造と原因を、しっかりと検証しなければ繰り返してしまうと思いました。先ずは知ることから始まります。





12月24日(水) 市民参加のまちづくり

2008-12-24 23:37:21 | 日々のこと
晴れ

早朝、五井駅で議会速報のチラシ撒き。

日の出前にぐんと気温が下がり、手が寒さでかじかんできました。やはり、冬は寒くなくては、なりません。寒くなってホッとしました。

午前中、上総エリア(木更津市、袖ヶ浦市、市原市)の会議。
情報交換と来年度の活動に向けて、あれこれ智恵を出し合いました。5人の運営委員が一つずつ活動を提案すれば、年間に5つの実践ができます。課題を見つけ、それを解決するために、市民一人ひとりが繋がり力を付けていく。誰かがやってくれると依存せず、自ら行動を起こす、これが「市民参加のまちづくり」になっていくのですね。

家族で、静かにクリスマスイブを過ごしました。
巷ではキリストの誕生より、サンタクロースが主になっているクリスマスです。

その年の苦労を忘れるための忘年会

2008-12-23 23:51:07 | 日々のこと
丸山公園入り口


晴れ

天皇誕生日。

地域にある福祉施設の忘年会に参加しました。
毎年参加していますと、参加者の皆さんと顔なじみになり1年の時の速さを感じます。この会場には、地域の町会の方々そして陶芸や草刈、窓拭き、ブルーベリー等のボランティアさんも来ておられます。

ボランティアさんは誰もが、生き生きとされており実年齢より若く見えます。人のために何かをしている方は、自分にも良いことがめぐり巡って来るものだと思いました。あっという間に2時間半は過ぎ、又、来年を楽しみにして閉会となりました。

その後、市民ネットの忘年会を新築の岡村さん宅を借りて行ないました。忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」(広辞苑より)

12月22日(月)  駅撒きで思うこと

2008-12-22 23:49:39 | 日々のこと
駅で撒いた議会速報


風強し、曇り

なま暖かい風が強く吹きあれ、春一番のようでした。

早朝、姉ヶ崎駅で議会速報のチラシまき。旗の台に、プランターを重石代わりに置き、旗が倒れないように工夫しました。「久しぶりですね」と声をかけられ、そういえば先月は駅立ちをしなかったと思いあたりました。

選挙の時期には、大勢の候補者が駅に立ちますが、普段のこういう時こそ駅に立ち市民ネットの活動を知ってもらうことが大切です。分かっていても、「言うは易く行うは難し」です。

市政相談日。
相談者と共に、南部土木事務所へ行ってきました。

12月21日(日)  幸せな国であるブータン国

2008-12-21 22:29:50 | 日々のこと
ブータンの子どもと野良犬・猫


晴れ

冬至。一番夜が長い日は、これから昼間が長くなるという日。かぼちゃを食べ柚子湯に入りました。この慣わしは、年末を控え風邪を引かないように、との配慮でしょうか。

市民会館の会議室で「なつかしい未来へ」と題して講演会。講師は飯島淳さん(音楽家で社会学の研究者)。ブータン王国の心豊かな生き方の様子を語ってくださいました。
ブータン王国は国際機関などの発表では、最貧国に分類されますが、豊かな自然環境を維持するための環境政策を行なっています。GNP(国民総生産)ならぬ、ブータン国民と世界の幸せを追求するGNH(国民総幸福)を国の方針としています。

子ども達の顔は輝き、お年寄りは穏やかに微笑んでいます。野良犬や野良猫といっても日本の野良たちとの表情は違います。なんと皆で地域の中で飼っているそうです。

この地の「ゾンカ語」で、「『幸せ』とは『自分の心が好き』という意味」だそうです。「当たり前」と思っていることが、実は幸せや恵みだということを気付かせてもらいました。


12月20日(土) 市原の歴史や文化を学ぼう

2008-12-20 23:51:35 | 日々のこと
「どんぐり座」の話

曇りのち晴れ

アイスペースで民話のお話会が行なわれましたので、それを鑑賞にいきました。アイスペースとは、サンプラザ1階の映画館を改修した小さなホールです。

姉ヶ崎で松を飾らないその由来の話、河童のくれた壷、修行僧の長い夢など、市原に残る民話でした。観客と舞台が一つになれるホールで、そこでは贅沢な時間を過ごせました。このホールで童謡の会の演奏もあるとか、多様に利用されるといいですね。

民話の休憩時間に市原の方言や、市原の名前の由来「櫟(いちい)の原」を聞きました。イチイはクヌギの仲間、クヌギ等の実は総称して「どんぐり」、そこから「どんぐり座」名前を付けたそうです。市原に住んで30年経ちますが、歴史など知らないことがたくさんあります。

「市原を知る会」の代表を務めておられ、「失われ行く浜言葉」を編纂された谷島一馬氏にお目にかかり話を伺うことができました。今、記録として残していかなければ、消えてしまうとの危機感から本を発行したそうですが、そのことを行政(ふるさと文化課)に話しても理解されなかったとか。

顔と顔のみえるお付き合い

2008-12-20 01:08:17 | 日々のこと
市役所ロビーのポスター


晴れ

市原市の人口が28万人、今やその三分の二が新住民といわれる方々です。私もその中の一人です。市原市は住みやすく、臨海部の工場もあり、仕事の関係から全国各地から集まってきています。

市民ネットワークの運営委員をみても、長野県、石川県、兵庫県、静岡県、東京都、新潟県、茨城県、千葉県、鹿児島県と多彩です。

私の出身は鹿児島、夫は地元の市原です。地元民の気持ちも理解でき、又新住民の気持ちも分かります。とにかく、180度も生き方の違う人が理解しあうには、顔と顔が見える関係でお互いを知ることです。それを繋ぐ働きも、市民ネットや、代理人(議員)に期待されているのだと思います。

本日、相談に来られた方の話を伺いながら、そのように感じました。

12月18日(木) 思いが伝わる手紙

2008-12-18 23:51:53 | 日々のこと
絵手紙

晴れ

知り合った方から絵手紙をもらいました。

彼女とは、先日「松田正平アトリエ館」で出会い、牛久駅までご一緒したのです。短い時間でしたが、話がはずみました。メールや電話は便利ですが、心を伝える方法は手紙にはかなわないですね。しばらく飾っておこうと思いました。

午前は運営委員会、午後に医療プロジェクトの会議、夜は地区労の定例会とあわただしい毎日が続いています。大切なものを見失わないよう、心して過ごしたいものです。

12月17日(水)  「まちづくり」には「人」が必要です

2008-12-17 23:35:11 | 日々のこと

移動美術館のパンフレット



「千葉県移動美術館」が本日までと知り、朝一番で五井会館に出かけました。

千葉県、その中でも市原ゆかりの作家の作品や、有名なコローの絵など40点が展示されていました。ゆっくりと鑑賞できましたが、せっかくの素晴らしい作品が、市民の皆さんに広く知られていず、もったいないと感じました。この会場は駐車場が狭く入りにくく、駅からの案内が不十分です。

午後、「圏央道(仮称)市原南IC開設に伴う南市原のまちづくりに関する調査特別委員会」に出席しました。議題は*南部(観光交流)ゾーンについて と *(仮称)市原南IC周辺活性化について です。

圏央道の開通が平成22年度、その時期に併せてこの地区の活性化を図ろうとしています。市原南IC周辺まちづくり協議会が平成13年に設立されました。そして、今年は5回の産地直売会を開催しています。

ここに観光客を立ち寄らせ、引きこみたいとの思いがあります。市原市を含む中房総地区の観光情報の発信、PR等を行なうにはどこが(誰が)中心となっていくのか。まちづくり協議会が担うのか?開通と同時にスタートの予定ですが、未だはっきりしていません。