直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

第5回長屋路地裏選考会と直木賞

2008年01月17日 | Weblog
 昨晩は第5回の長屋路地裏選考会、残念ながら参加は低調であった。せっかく大阪日日新聞のK記者さんが取材に来ていただいたのに申し訳ない。
 順当に予想するなら桜庭一樹「私の男」で、私の個人的な思いでいうならば黒川博行「悪果」に直木賞をあげたいという見解通りの結果になった。このところ予想外の展開を繰り返してこられた選考委員会でなんと妥当な決定であったかと思う。

 さてさて自然発生的に人が集まるはずもなく今後をどうするかが課題である。培養という行為が必要であるのと心得る。ならば本好きの皆様を集めて何かするのが肝要かと。
直木三十五作品と直木賞作品を読む会をしてみようかと思う。月一度程度で隔月で直木三十五作品と直木賞作品を予め読んでおいて感想を述べ合い作品を楽しむ会を実施しようかと思う。ただ直木三十五の作品は本の入手が困難である。小説は「仇討」くらいしか新刊で買えないのでそこが課題かもしれない。
 
 今後の課題として真剣に取り組んでみようかと思う。

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