直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

記憶力の低下

2007年10月18日 | Weblog
 自慢するわけではないが、私は記憶力がいいとよく言われてきた。ところが最近さすがに低下しているなあと思うことが多くある。一昨日も区橋爪紳也さんの話しの中で頭に浮んだ人名が出てこない。
 直木三十五の市岡中学の後輩で、造船所のボンボンで、慶應に行って、日本人ではじめてカーネギーホールでタップダンスを踊った伝説のダンサー。名前が出てこない。
 なんとか三郎、青木三郎?違う。大木三郎?いや違う。井筒和幸の「ガキ帝国」でもダンスパーティのシーンで名前が出てくる。「彼〇〇三郎の弟子なんよ。」と紗貴めぐみが言う台詞が頭に浮ぶ。「ダンシングオールライフ」という自伝小説を読んで持ってる、和田誠の装丁。壊れたハードディスク状態の頭の中。頭の中のもやもやは解決されずに結論的にはグーグルで調べる。「中川三郎」

 記念館の準備段階で意地になって調べた聯合映画芸術家協会の前後の映画界のこと、このところ一所懸命になっている明治から大正の上方落語のこと。道頓堀ジャズ。忘れてしまわないようにまとめておかねばならぬ。

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