直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

8月度運営委員会

2007年08月21日 | Weblog
 昨日は月例の運営委員会であった。9月15日に「上方歌舞伎と中寺町」での講師をお願いしている河内厚郎さん、直木倶楽部会員第1号のMさんを加えて打ち合わせをする。
 9月15日の集合場所やコースを確認する。河内さんのご提案により集合場所は国立文楽劇場の1階エントランスホールと言うことに変更する。常国寺、圓妙寺、正法寺、薬王寺などをまわることにする。話のなかで瓦屋橋の西詰めに文楽や歌舞伎になった「お染久松」のモデルになった油屋があって、落語「吉野狐」でうどん屋の木谷安兵衛が時計屋の若旦那島三郎と出会い身投げを止めるのがこの瓦屋橋なんで、ここは落語と芝居との融合地点だという話題になった。河内さんも落語と芝居の接点には興味があるそうで大いに話が盛り上げる。ついでながら世界遺産登録の話になる。ユネスコの世界遺産は1000で登録が終わるらしくあと150くらいしか残りの椅子がない状態で、河内さんは「大阪城」「難波の宮」「四天王寺」「住吉大社」を結ぶ4点セットで大阪に世界遺産をと考えているらしい。それにはそこにまつわる文化が不可欠ということ。いよいよ直木三十五記念館の出番も巡ってくるのではないか。