鬼瓦とは、屋根の棟(大棟 隅棟 降り棟など)の端に取り付けられる装飾瓦。建物の安穏を祈り鬼面を飾ったものが主として用いられたため,鬼瓦(鬼板)とも呼がれています。現在では鬼の顔以外にも、州浜型・蓮の華を模ったものや、江戸時代以降では、家紋を入れたもの、防火のために水という文字を入れたもの、福槌や宝珠など富を願ったもの、縁起のよい動物など様々なデザインが現れましたが、それもすべて鬼瓦と呼びます。昔から破邪や魔除けの意味があり建物の守り神のように扱われました。また、鬼瓦独特の芸術的な美しさから屋根の飾り、そして瓦の繋ぎ目を覆い雨漏りを防ぐという瓦本来の役目もあります。
法隆寺駅前に「町の木(黒松)」「町の花(さざんか)」「斑鳩の風景を代表する塔」多くの古歌に詠まれた「竜田川」と「もみじ」、周囲には法隆寺五重塔の高欄と同じ「卍崩し」の模様が描かれたデザインマンホールが設置されています。また、中央に町の木(黒松)周囲に町の花(さざんか)が描かれたザインマンホールや町章(まだら鳩)が入った消火栓蓋も設置されています。
近鉄奈良駅前に「奈良公園の鹿」と「市章」を中央に配置し、周囲には、平安朝の女流歌人伊勢大輔歌「いにしえの奈良の都の八重桜けふここのへに匂いぬるかな」(歌詩集)によって知られる「八重桜」が描かれたデザインマンホールが設置されています・・・暑さで鹿もバテバテでした。
郡山城址公園や近鉄郡山駅前金魚ストリート(柳町商店街)に地場産業である「金魚」が水槽で泳ぐ様子が描かれたデザインマンホールが設置されています・・・大和郡山は江戸時代から藩士の副業として始められた「金魚」の養殖で有名ですね。
「ポケふた」は地元とゆかりのあるポケモンや風景が各都道府県ごとにデザインされたマンホール蓋。法隆寺駅から法隆寺へ向かうルート上に、鹿をモチーフにした「シキジカ」や伝説のポケモン「エンテイ」など計9種のポケモンが描かれた「ポケふた」5枚が設置されています。
ドータクンとバオッキー(法隆寺駅の北口)
マダツボミとガーディ(斑鳩町東公民館前)
ブビィとチリーン(歩道橋の麓)
ヒノヤコマとシキジカ(歩道橋の麓)
エンテイ(観光案内所前)
近鉄奈良駅から徒歩約10分。春日大社表参道入口の老舗料亭「菊水楼」の離れにある「うな菊」関東風の「トロふわ」で美味かったです・・・歴史ある建物や庭園の雰囲気は抜群で挽きたての山椒も嬉しいですね。(写真は「あいのせ重(蒲焼半尾・白焼半尾)」4,510円(税込))