伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

消えたTV中継~CATV杯予選

2012年09月04日 19時08分53秒 | 少年サッカー
夏も終わりが近づいたこの頃、TOP伊那が唯一担当する大会、CATV杯と、上伊那の
全学年が集う、上伊那フェスティバルが近づいて来ます。

今年は、先週末にCATV杯の予選がすでに開催されました。

CATV杯と言えば、準決勝からは伊那CATVで中継されるという、ある意味、上伊那
のチームにとっては、晴れ舞台に一番近い大会でもあります。現に、昨年は、
我がTOP伊那が、予選リーグで本家TOPSTONEを破って準決勝に駒を進め、優勝チーム
、飯島に一時は3-1とリードする健闘を見せました。その後、逆転負けしたの
ですが、良くも悪くも、記録と映像に残るというのは光栄な事です。

今年は、ルールが若干変わったのか、予選はリーグ戦ではなく、トーナメントに
なったようでした。春に行われた6年生リーグの順位で、対戦相手は決められます。

今年の初戦の相手は駒ヶ根でした。うちは6年生リーグで3位という結果だったので
、相手は5位の駒ヶ根なのでした。

試合当日、会場は新しくできた美和湖グランド(芝の)でしたが、自分が采配を
執った去年と違い、今年は5,6年担当コーチも居るし、6年生の保護者コーチも
いるので・・・。さらにこの日はMenotti長男がTOPSTONE JrユースでMACサルト戦が
あり、そちらを見てから、ダッシュで美和湖に向かうことにしました。

Jrユースの会場はは春富中だったので、終わってすぐ行けば、間に合うと思ったの
ですが、MACサルト戦の引き分けを見て、次男を連れて美和湖に着いたら、すでに
試合は始まっていました。

美和湖グランドは、長谷を通る一本の県道(?)から大きく一段下った所に少年
サッカーのコートが2面余裕で取れる程度の、芝のグランドです。道ばたから
草むらの崖を下る途中、高いところから全体が見渡せるので、選手の動きがすごく
よくわかるのです。

前半はその道ばたから見ることにしました。

TOP伊那は2バックのシステムでした。中盤から前線にかけては、2トップと
いうよりは、変形ダブルボランチの3トップ気味というか、1トップというか。
とにかくセンターのFWが、大型の6年生、TKR君でした。この辺はだいたい予想通り
でした。真ん中は5年のTM君、DFは6年生中心だったと思います。
GKはうーん、というかやっぱりというか、6年のHSG君でした。

試合は途中からなのですが、駒ヶ根に次第にペースを握られ、DFが非常に危なっ
かしい状況でした。いつ取られてもおかしくない、そんな状況で、あっさり失点
してしまいました。流れの中からです。その後も同様のペースで、追加点を献上
してしまい、自分が見ていただけで、多分4点は取られていたと思います。

駒ヶ根の攻撃陣が自信を持って攻めていたこともありますが、それよりも、TOP伊那
のDFがお粗末だったのと、残念ながらGKのミスと言わざるを得ない失点も2点は
あったと思います。GKのHSG君は、以前に比べスリムになったし、動きも向上した
とは思いますが、それでもGKの総合力から言うと、5年のTKY君、もっと言えば、
6年の新メンバー、KM君の方が上ではないでしょうか。最小失点に抑えたい矢先、
GKのミスで失点すると、チーム全体へのダメージはものすごく大きいのです。

そんなこともあって、前半終わったところで、ほぼ勝負あったか、という気が
しました。

こちらの攻撃は、非常に連動性がなかったと思います。トップのTKR君はスピードと
突進力はすごいのですが、昔から周りを使ったり、パスをつないで連動して攻める
のが苦手なタイプでした。

逆に右サイドのJ君や左にいたTKY君は、なかなか一人で決めきれるタイプではなく、
つないでいくか、センタリングで真ん中に合わせるようなスタイルなのです。

その辺が、うまく噛み合わずに、何度かはセンターで持ち込んでチャンスになったり、
サイドから持ち込んだりもあったのですが、どうしても1点が取れずにいました。

後半、DFの交替があって、攻撃も左にSG君が入り、最後にセンタリングを頭で
押し込むような感じで決めて、完封負けは免れたようでしたが、後半も追加点を
取られ、自分の見た限りでは、1-6での敗戦でした。正直、惨敗です。

それと同時に、CATV杯のTV中継も消えていきました。9/30には準決勝以上が
行われるのですが、そこで試合することは出来なくなってしまいました。

原因はいろいろあると思いますが、Menottiなりの分析では、以下の点が挙げられる
と思いました。

・5年の中心選手、YM君が不在で、MFの真ん中のボールキープが少なく、攻撃参加
にも迫力がなかった。(2列目からの攻撃)
・6年の中心選手、GT君もケガで欠き、昨年は5年ながら右サイドで幾度と無く
チャンスを作り、シュートも決めた活躍が見られなかった。
・両サイドのFWとCFの連携が悪すぎた。→CFが自分で持ち込んでシュートする
タイプで、センタリングを合わせる事ができなかった。
・DFが2バックに慣れていない(というか守れない)。→ラインを上げるのは
良いけど、裏に出されたボールと攻撃者への対応が遅くて甘い。

この位でしょうか。何と言ってもこのチームで真ん中にYM君がいないと、かなり
勝率は落ちてしまうのではないでしょうか?

個人的にはここにいる5,6年は以前、自分が教えてきたメンバーなので、だいたい
様子は分かっていますが、フルメンバーが揃えば、上伊那で優勝も全然無理では
ないと思っています。

ある程度大会向けにポジションを決めて、試合での連携を高めていけば、どこと
やっても勝てるのではないでしょうか。いろんな意味でのコンディション作りが
重要なのだと痛感しました。駒ヶ根にしてみれば、3位のTOP伊那に快勝して
さぞ、気分が良かったでしょう。あとで聞いたことですが、実はこの試合、先制したのは
TOP伊那だったのだそうです。TKR君のゴールだったみたいですが、だいたい
どんな感じかは想像が付きます。持ち込んで豪快なゴール?(だったのでは)

他のチームについては情報がないので、どんな状況なのかわかりませんが、
とりあえずTOPSTONEは勝っているようです。

さて、今日はいつからそう呼ばれたのか、ヤングなでしこ(U20)のW杯準決勝が
行われます。

強豪ドイツにどう戦うのか。とても注目しています。

先日の試合で見た、浜田遥という選手ですが、なんか大原学園で見たことがあるな
と思っていて、先日ネットで調べたら、やはり大原に一時期在籍してますね。
2009年になでしこリーグ初得点を決めていて、それが大原時代で、場所は
アルウィンだったのです。多分、その試合は見に行ってるような気がして・・・。

これから過去ブログと写真のライブラリーで調べてみようと思ってます。

いずれにしても、ドイツを破って決勝に進んでください。決勝の相手は果たして
どこになるのか。そちらも注目ですね。そして得点王争いも。

今週末はフェスティバルとIカップU9で大忙しです。何とか結果を出したいものです。

おっと、もうヤングなでしこが始まってしまう!!
それでは、また。
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