12月最初の日曜日。 抜けるような青空の朝に腰が上がる。 朝食もそこそこにザックを
肩に生駒駅へ。 ウインドブレーカーと非常食(クラッカーとチョコ)、お茶そして愛用カメラ。
近辺のウォーキングコース探索として従前よりマークしていた府下交野市の市大植物園が
行き先だ。 案内書では「森林浴コース」2キロ2時間と「じっくりコース」1キロがあり、前者
がそうとう起伏が激しく歩き甲斐がありそうとみた。
いつものようにマップを作る
①JR片町線・河内磐船駅~②京阪河内森駅=③私市駅
車を使うと奈良県生駒市から私市まではわずか30分内だが、電車ではめっちゃ遠い。
まずは生駒駅からメトロ大阪で高井田駅へ、JR大阪東線で放出駅で片町線に乗り換える。
磐船駅で京阪電鉄の交野線に乗り換えて終点が私市駅と相成る。 約1時間半。
さてこの駅はハイキング客のメッカなのだ。
府民の森「くろんど園地(くろんど池)」 「ほしだ園地(星のブランコ)」 そして交野三山の
縦走などの出発点駅なのです。 もちろん「市大植物園」「天野川畔プロムナード」なども。
↑私市(きさいち)駅 ↑植物園入口日の出橋
③私市駅~~④市大植物園 10分
重装備から超軽装のそれぞれの人びとが動き出す。 平和日本で幸せです。
市立大学理学部付属植物園
これが正式名称だ。 入園料350円、園内散策マップをもらうも係員から「台風による倒木と
がけ崩れで立ち入り禁止箇所があり」と注意を受ける。たしか交野(こうの)三山に登ったときに
この地域は砂岩礫層で崩れやすいと聞いたことがり、またくろんど園地「月の輪滝コース」や
「獅子窟寺コース」を歩いた時にもそこかしこに立ち入り禁止箇所があったっけ。
こんな感じ
地図上グレーで囲った地域は完全にシャットアウトで、案内での外周コースは不可能であった。
研究施設なので樹木別に仕分けされ、来園者のための説明板も完備されている。
↑水生植物ブロック ↑メタセコイヤ並木
↑やし園 ↑乾燥地植物エリア
その他「さくら山」「梅園」「低木花園」「果樹見本園」「ツバキ山」……きりがないな。
つまり一年中なんらかの花見が出来るということ、一年有効のパスポートなども用意してある。
さて本日の命題、「予定外のもみじ狩り」
外回りコースの切り通しの向うに、なにやら派手な色合い。
「温帯南部型落葉樹林」の表示にもしやして!
じゃーん!
さらにさらに「カエデ山」エリアに入ると看板に偽りなし
今年は気候も不安定、体調ももうひとつにつき、紅葉狩りは近間のしょぼいもので済まそうと
先日は「金勝寺」に行ってきたが、まったく予定外のもみじ狩りと相成った。
園内の歩行は約1.5キロ。
④植物園~~①河内磐船駅 1キロ
復路は植物園の前を流れる「天野川」沿いの散歩道を使ってJR駅へ帰る。
途中大きな古民家の門先で珍しいものを発見
大樹の切り株を利用したアートなのだろうが、何に見えるかな。
またJR車内放送の「次は河内磐船~」が「かわちーわふね」に聞こえたが、私の耳が悪いのか
それともローマ字で「KAWATI IWAHUNEの」の外人読み(IとIを被らせる)なのか。
犬も歩けば… 外を歩けばいろいろ珍しいものに触れられる。 遊歩ばんざい!