花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

「弘法山」お花見ハイキング・その1

2009年03月30日 | 山シリーズ

ソメイヨシノの開花が宣言されてから10日が過ぎましたが、寒い日々が続いて中々満開となりませんね。
昨日の日曜日、山仲間と桜で有名な「弘法山」に、ハイキングに行ってきましたが・・・

小田急線の秦野駅北口から水無川に架かるまほろば大橋を渡り右折、川沿いを進むと広い県道(71号線)と出合います。
ここを左折し、河原町交差点を過ぎて行くと弘法山公園への登山口があります。

私たちは今回、秦野駅から鶴巻温泉駅までの約2時間半のコースをノンビリと歩く事にしました。

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林間の登山道は急坂ですが、可憐な道端のお花が心を慰めてくれます。
マウスオンでご覧下さい
最初の黄色いお花は「クサノオウ」、二枚目の白いお花は「クサイチゴ」と、山小屋さんが教えてくださいました。ありがとうございます。
他にも「タチツボスミレ」があちこちに咲いていましたね。


20分ほど登ると広場に出て、すぐに浅間山の山頂です。

ここは提灯が並んだ桜の名所で、車でも入れます。
あちこちにお花見の場所取りのブルーシートが敷かれていましたが、ソメイヨシノはまだ一分咲きくらいでしょうか・・・



振り返ると富士山も眺められます。
サクラのお花越に富士山の画像が撮れる場所ですが、残念ながらサクラはまだ蕾みです

この日の朝は「花曇り」という空模様でした。



ほころび始めたサクラを見つけてパチリ
仲間と一緒の山登りやハイキングでは、もっぱら軽いコンデジカメラのオートで写します。
歩きながらの撮影ですから、あくまでも記録写真です



更に階段状の登山道を登り返して行くと、広い園地になっている「権現山」に到着します。



権現山の頂上には立派な展望台が建っていました。
晴れた日には富士山、丹沢や箱根の山々、相模湾など・・・
360度のパノラマが見渡せます。



展望台に登ってみました。
秦野の町の向こうに見える富士山は、春霞に霞んでいますね。
「関東富士見百景」にも選ばれている冨士の眺めですが、10時半を過ぎて雲も湧いて来ました。



こちらは富士山の左手に連なっている「箱根の山々」です。
一番右の尖った山が「金時山」でしょうか・・・
その左のなだらかな稜線が「明神」「明星」へのトレイル、「神山」「駒ケ岳」と続き、左側のポコポコと並んだ二つの山が「二子山」



反対側に目をやると、円錐形の「大山」が正面に見えていました。
その左側の奥が「丹沢主脈の山々」でしょうか?
まだ雪が残っているようですね。

3月下旬だというのに、先日は雪が舞いました
高い山はまだ冬の景色のようですが・・・
毎年春に丹沢前衛の山に行きますが、こんなに遅くまで雪が残るのも久しぶりのような気がします。

眼下の頂上広場のサクラもまだほとんどが蕾み
この辺りから弘法山にかけては桜の名所になっていて、「弘法山桜まつり」も行われていましたが・・・



「前回はサクラが満開の時に下の娘と来たけど、ここから弘法山までのコースが最高だったのよ」と、Yさんがつぶやきました。
そのお嬢さんも先日お嫁入りをしたとのこと・・・



今回はケァマネの仕事をしていて一番忙しいKさんの都合に合わせ、この日の山行きを決めましたが、案の定、彼女は急な仕事が入り参加できませんでした。
「この不況で、介護の仕事に付く人が増えて彼女も少し楽になると思ったけど、そうでもないのね」
「彼女一体いつ休んでいるのかしら?頑張りすぎて体が心配だわ」

「箱根外輪山」踏破の残り半分、「乙女峠~長尾峠~湖尻峠」のコースは3人で行ける日まで残しておきましょう・・・
Yさんとそんな話をしながら、咲き始めのサクラの下を歩いていきました。



「桜まつり」の模擬店もたくさん出ていて、秦野名物のシイタケの煮物や落花生、ミカンなどを買いながら進むといよいよ「弘法山」でした。




コメント (21)
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