日大アメフト事件

アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な
関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷
させた事が問題になっている。
日が経つにつれ事は大きくなっていき、被害者選手の
父親が会見をしたり…。
そして今日、加害者側の日大選手が会見をした。
この大騒ぎの渦中に会見！
まだ20歳になったばかりの学生だ。
どんなに勇気がいった事だろうか。
私には公開処刑のように見えた
その選手と親御さんの気持ちを考えると胸が痛む。
選手は立派だ。
過ちを認め、自分の言葉で経緯を説明し謝罪した。
そして自分はアメリカンフットボールをする資格は
ないと。
大好きだったアメリカンフットボールが今はあまり
好きではなくなったと言った…。
日大の監督、コーチは一人の青年の人生を大きく
変えてしまった。
心を殺したのと同じだ。
その行為をしておいて監督は真実を語らない。
卑劣だ。
やってしまった事はもう後戻りできない。
確かに、彼がした行為は良くない。
しかし幸い相手選手は回復し既に練習に参加して
いると言う。
加害者である日大の選手はある意味被害者のように
思えてならない。
これからの彼の人生は長い。
どうか投げやりにならず、人を信じる事を恐れず
生きていってほしい。
今日の会見を見て、怒り、憤り…。そんな感情を
抱いている人がたくさんいると思う。
今回の件が取り上げられた時、監督が真実を話し
謝罪すれば日大の選手のこの先も変わっていたと
思う。
有望で優秀と言われたこの選手の選手生命を絶って
しまった事にこの監督らはどう感じどう責任を
取るのだろうか。
この会見が償いの一歩だと彼は言う。
切ないな…。