1泊で箱根に行ってきました。2時のチェックインまで周辺をぐるぐる。
春休みでロマンスカーの新型もお披露目になったそうで、平日なのに、どこも人でいっぱい。
湯元から山道を登っていくと、山肌のあちこちに源泉のパイプや滝が。工事渋滞中、車の窓を開けると水音が聞こえてくる。下の川から?と思ったら、木立の向こうに幅50mほどの滝!でも、不思議なことに滝の上は道路。下も道路で滝つぼが無い。岩肌から湧き出して、岩肌に吸い込まれていく、不思議な滝なのでした。
吉村昭さんの小説に「闇を裂く道」というのがあって、これは三島と熱海を結ぶ丹那トンネル工事の話なのだが、すさまじい湧水との戦いの記録でもある。伊豆から箱根にかけてのこのあたりの山がどれほどの地下水や温泉を蓄えているのか、実際目にしてみるとなるほどと思う。
だいたい車で1時間もあれば回れてしまう町に、いったい幾つの温泉宿があるんだか・・。
新しいホテルもあれば、廃屋となった古い大きな宿もそのまま放置してあったりして、なんとなく混沌とした感じがする。おもしろい町だあ。。
最初に寄ったのが
ここ「箱根ガラスの森」小さな美術館だけれど、美術館全体がモザイクタイルを使用していていい雰囲気。広間のような場所で、ヴァイオリンとアコーデオンのミニコンサートが始まって、これがすごく良かった!カンツォーネでも歌うのかと思ったら、いきなりマカロニウエスタンメドレー。「コンドルは飛んでいく」や「草競馬」など、誰でも知ってる曲をバイオリンをマラカスにしたり、ギターにしたり。観客に向かって、甘く恋を語るかのように奏で、最後は目をむいて「ギ~~~」っと不協和音で〆てみたり・・。パフォーマンスで笑わせてくれる。ラッキーでした。いいもん聴けた・・。
2時に宿に入ってからは、夕飯まで温泉おんせん。スパも露天もついているところだったので、延々と4時間出たり入ったり。足湯に浸かって食べたアイスが美味しかった~。(笑)
娘の卒業祝い旅行だったのですが、夕飯作らなくていい!片付けしなくていい!それだけで母にとっては天国・・。
おなかいっぱい戴いたあとは、旦那と子供たちをゲームセンターに追っぱらって、さあ!サッカーだ!!!!!!