キャンドゥ電卓(廃番品)
キャンドゥの100円。電卓の中で一番大きさがあり、比較的期間(私が知る範囲では2008年から2015年まで)店頭に並んでいた8桁の電卓。
文具販売で有名なMILANの電卓の一つとデザインが酷似している。違いは数字のフォントと太陽電池のあるなしである。
100均の電卓はある程度仕入れて売ってしまえばそれで廃番という商品が多いと感じられる。7年も店頭に並んでたということは、製造元の中国の電卓製造業者が長い期間作っていたのであろうと思われる。
この電卓2回ほど裏蓋を開けて見たことがある。液晶ディスプレイの下に電卓の集積回路が乗ったmicro SD カードを一回り大きくしたような。基盤が一つとキーボードと表示部が繋がっていた。キーボードはプラスチックの板に固定され取り外せないようにしていた。
電卓の液晶ディスプレイはサージカルテープで無造作に貼られて固定されていた。あまりの雑な貼り方で驚いたものである。部品だけを仕入れて、手作業でテープを貼ったのであろうかと思われる。
100円 + 消費税だったので、数字メモの代わりにキャンドゥに行くたびに1台または2台ずつ購入して買い集めていた。写真にある電卓は10年前購入したもの。電池がまだ残っていたのでたまに動かして使っている。
さて10年以上たった100均の電卓。もし残っているならボタン電池は取り外した方がいい。理由はボタン電池 LR1130が膨張しているからである。そのまましているとボタン電池の破裂または電池カバーを破損するということも考えられる。ドライバー一本で簡単に取り外せるならすぐに取り外して電池のリサイクルに出そう。