南さんのALS日記

難病にかかった毎日の生活報告

嬉しい新聞記事

2013-10-15 13:57:36 | 日記

 10月13日のしんぶん赤旗に次のような記事が載っていました。

ALSで新たに原因遺伝子発見 東大など 

 脳や脊髄などの運動神経細胞が死滅し、全身の筋肉が動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の新たな原因遺伝子を発見したと、東京大医学部の辻省次教授や国立精神・神経医療研究センター病院の高橋祐二神経内科医長らの国際研究テームが発表しました。論文が10日付の米人類遺伝子學会誌電子版に掲載されました。 この遺伝子が作るたんぱく質「ErbB4」は、運動神経細胞の外部にある栄養物質から刺激を受け、細胞内の機能や筋肉との接合部の機能を維持する働きを活性化すると考えられます。遺伝性や非遺伝性の患者で、働きが落ちているケースがあることが分かりました。。 辻教授は「ErbB4を刺激する薬を開発すれば、治療薬になるだろう」と話しています。 ALSha親から遺伝する場合と、遺伝に関係なく突然発症する場合がありますが、いずれも壮年期以降に発症し、4~5年で呼吸不全となり死亡することが多い病気です。原因遺伝子が徐々に見つかり始めており、仕組みの解明が進むと期待されます。

私の病気の進行にこの治療薬が間に合うことを切に願うばかりです。