数日前高齢者講習通知書が届きました。私は十年以上ペーパードライバーで、これからも運転することはないので、自主返納することにしました。必要な写真はアイパッド内側カメラで自分で撮って、指定の大きさにプリントして、夫の運転で箕面警察署へ行きました。担当の窓口で免許証と一緒に写真を出すと肩がもっと写っていないとダメだと言われ、残念ながら出直しとなりました。私が59歳で運転免許と取ろうとした動機は、田舎の母のところへ毎月行っていたのですがいつも運転は夫に頼んでいたので、私が運転できたらひとりで必要なときにいけると思ったからです。運転免許証を手にして、わかばマークの間は千里中央まで出勤時に練習運転を続け、やっとわかばマークがとれて、田舎まで中国自動車道を運転して母のところへ行ったところ、母があんたが車を運転して来ることは許さん、絶対バスでくるか夫の運転でないとダメだ、60歳近くなって運転免許を取ったひとの運転技術は信用ならんとのきつい言葉で、私の運転するモチベーションは一気にしぼんでしまいました。その後も母が入院していた病院へ行くのも夫の運転で、その母も２００８年に95歳でなくなりました。私はそんなわけで今日までペーパードライバーのままなのです。