やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

ときめき老後術 上坂冬子 海竜社

2010年05月13日 20時14分28秒 | 
ひとり暮らしの骨董ざんまい だそうです。
とても面白い語り口で、夕食後、一気に読み終えました。
いつか華やかな客が来たら使おうと思っていても、そんな客は来るはずもなく
ひとりでひっそり眺めているとか、さりげなく使おうとさりげなく
まんじゅうなどを入れて出すと、客はさりげなくまんじゅうを食べて
器には興味を示すこともなくさりげなく帰ってしまうとか。
自他ともに、アンタが大将 と言われる立場で終わりたい。とあとがきにあります。
老後は アンタが大将 が目標に、いい目標だと思います。

ポンポン

2010年05月13日 16時02分07秒 | 
花やさんに行くと、ほしいなと思うのは、こういう系です。
雑草と間違えやすいので、こぼれ種で出てきても
引き抜いているのかもです。

魔王 伊坂幸太郎 講談社

2010年05月13日 15時47分45秒 | 
自分では気付かずとも、他人とは違う何かの能力を、人は其々持っているのかもしれない。
新聞やテレビなど見なくても、生きていくのに困ることはない。
社会を変えていくのはきっと政治家ではないらしい。
読み終えてそんなことを思いました。

聞き上手

2010年05月12日 19時18分32秒 | Weblog
遠くに住む人(一人暮らし)から電話、「今爺さん婆さんのお世話する仕事してるんだわ」
「認知か何か?」「少しなってんのかな、嫁さんが面倒みたくないんだって」
病院の院長宅の離れに住む老夫婦の見守りだけで、食事は病院から届く、
掃除は掃除の人が来る、話し相手と、細々したお世話だけで、月30万もらえるそう。
離れの隣の空き家を勝手に使っていいそうで、飼い猫ごと移って住んでいるそう。
自分の家を2件も持っている人で、今自分の家の見回りに帰ってきて、
ついでに酒を飲んで電話をしているそう。
「60過ぎのババーにはおいしい話だよね」「いいねーこっちも・・・」と近所の認知劇場の話をした、わっはっはーと笑い飛ばしてくれる人で(中学の同級生)しばらくぶりに気持ちが晴れた。話をしても、批判されたりすると、イマイチ気持ちがスッキリしないけれど、ただ面白がって笑って、あんたもバカだねと言ってもらうとそれで一件落着。聞き上手なんだなといつも感心しています。

冬の延長

2010年05月12日 10時28分43秒 | 自然
空模様も心模様もぱっとしない、
ずるずると冬が延長している模様
どこかへ行きたいような気もするけれど行く所もない
自分には友達がいない(近くでは)ということに気付くけれど
特にほしくもない
映画も特に観たいものもない

 仕方がないのでオロナミンCを飲みながら本読み
 今 伊坂幸太郎の「魔王」を。

もおーっ

2010年05月10日 11時38分34秒 | Weblog
昨日は寒い日だったけれど、今日は暖か。元気な葉っぱが茂っている、何を植えたか記憶がないので、夫に聞いたら、雑草だとむしりとった。家に入り、しばらくして私の記憶が蘇った、夫がむしりとった植物は、カリフォルニアポピーだったと。もおーっ 自分の管轄の畑を草ボーボーにしているくせに、私の管轄の花壇のものをーーー。余計なことをされないように、草取りをして、ふと見ると、隣の家の庭を耕している夫の姿が・・・。
もおーっ若いひとにかまって、迷惑かもしれないのにーーー。
昨日くれぐれもあまりかまわないようにと言ったのにーーー。
未だに夫は私の言うことはきかない、
奥さんの言うとおり素直に生きているだんなさんに私はとても感心します。

月のように

2010年05月10日 04時59分24秒 | 音楽
昨日は 母の日 だった。
前日 母の日のプレゼントにとおススメしてあるスーパーのコーナーで サンダルを買った
当日 朝いつもと変わらず 洗濯をして 食事を作り 
昼食 ピザの宅配をとり 家族と食べた
夕方 いつもと変わらず夕食を作り 洗濯ものをたたみ しまい 
夜 赤ちゃんのお母さんが好きだという ファンキーモンキーベイビーズの曲を聴き、
「ちっぽけな勇気」を買った。
義母にも もう 何も しない
自分にも もう 何も いらない
ほしいものは 月のように 見守ってくれる 母の愛だけ・・・ナンテね。
http://www.youtube.com/watch?v=W2oyZhn2i9E&feature=fvsr

森の奥

2010年05月08日 14時57分27秒 | 
1Q84 BOOk3 読み終わりました。春樹ワールド復活という感じで、とても面白く、
書きとめておきたい言葉もあちこちに散りばめられ、満足して読み終わりました。
認知劇場で、少しくたびれた心も、癒され落ち着きを取り戻しました。
世間のゴタゴタが出てこない、出てきたにしても、とてもスマートに
処理される、私が村上春樹作品に惹かれる理由です、現実のゴタゴタには
うんざり、そんな時、一時的にでも、それを忘れる世界(森の奥)が広がっていると
いうことは、とてもありがたいことです。
 「人生とは単に一連の理不尽な、ある場合には粗雑きわまりない成り行きの
  帰結に過ぎないのかもしれない」納得。