やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

夕陽妄語    加藤周一

2005年05月23日 18時34分26秒 | Weblog
朝日新聞夕刊
今の時事問題をわかりやすく解説
解決法もわかりやすく示してくれる。
「死者を政治的に利用するのは
 死者の冒涜ではなかろうか」
いつも共感しながら読んでいます。


ココロの止まり木   河合隼雄

2005年05月22日 22時14分43秒 | 
『最近ノンフィクション作家の柳田邦男さんと対談した時に
「元気に生き生き」路線を強調しすぎると、なんだか
老化したり、死んだりすることが「敗北」と受け止められる
のではないか、なんといっても人間はみな死ぬのだから
「死のほうから人生を見る」ことも大切ではないかと言われた。
私は大賛成で、どうもその視点に欠けることが、
現在の人生論や老人論の問題ではないかと申し上げた。』
 いつも元気ではいられない、具合の悪い時もある。
 無理をしないで素直に自然にですね。自然という言葉を
 使うと吉田拓郎の唄が頭を流れる。
   自然であることの不自然さは~
     流行という名にもみ消され~

介護入門    モブ・ノリオ

2005年05月22日 17時11分47秒 | 
内田裕也さんが帯を書いているし、ロッカ-小説かと
とっつきが悪かったけれど、読み進むうちに何とも
真面目な愛情あふれる孫の介護話でした。
 「お見舞い」と「世話」は違う行為だ。
 重々身にしみました。とはいうものの
これは一面的な見方です。音楽と麻薬で表現
している主人公の内面は残念ながらおぼろげに
わかるかな・・・という程度です。

パイプのけむり   團伊玖磨

2005年05月21日 17時34分22秒 | 
中国で翻訳出版されたと新聞に出ていたので、読んでみました。
昭和39年に書かれたものですが、今にもピッタリのお話。
 『超低速道路をつくったらどうか?
速度制限は最高10キロぐらいに規制していかなる大事故が
たとえ発生しても、おでこに瘤が出来る程度にするのである。
 そうなつた時に彼らはいうだろう。
「昔はやたらに急いだものだったねえ」
「みんな貧乏だったからねえ。文明の程度が低かったのねぇ」
「うん」』

前向き「負け犬」ドラマ

2005年05月20日 18時21分27秒 | TV
新聞にのっていましたが「負け犬」ドラマ好評のようで
「曲がり角の彼女」私も見ています。
どたばた喜劇のようで面白いです。
芸達者な役者ばかりで主人公は颯爽としてカッコイイ。
「負け犬」どころか「勝ち犬」にみえるし、そもそも
勝った負けたということでもないような気がします。
「anego」も篠原涼子が好感の持てる役者ですし
面白そうです。
 

かたくりです

2005年05月20日 14時49分01秒 | 
シラネアオイが飛んでいったお隣りからもらいました。
やはりどこかから飛んできたそうで。
黄色のかたくりは簡単ということですが。
種が着地したくなるお隣りの庭
何か秘密があるのでしょうか?

さくらんぼの花です

2005年05月20日 12時13分50秒 | 
桜も梅もさくらんぼも同時に咲いています。
桜は葉っぱも一緒だし風がふくともう花吹雪です。
今年は93年ぶりの遅い春だそうで
ライラック祭なのにまだ咲いていません。
主役のライラックが。

一人静です

2005年05月20日 10時51分12秒 | 
一人ではなく二十人位で咲いています。
静御前の舞姿の美しさにあやかったそうですが・・・
花が終わると葉が茂り乱れもてあまします。
静御前の乱れ舞いというところでしょうか。