やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

ベタ-・ハ-フ  唯川恵

2005年09月17日 20時34分24秒 | 
以前読んだのに忘れていて、読み始めて思い出しましたが、
2回目でもつい最後まで読んでしまいました。
厳しいリアリズム。本当に満足した結婚生活を送っている人って
この世にいるのだろうか?
理想的な結婚とは自分をひたすら尊敬し、尽し、ついてくる歳の離れた
若い女のこと一緒になることとある作家が書いていましたが、
残念ながらそれが旧い男の本音なのでしょう。
この本にはそんなことは書いてありません。新旧の夫婦の有り様を社会情勢を
織りまぜながら、結婚とは何だろう?と問いかけています。
結婚とはきっと死ぬまで完成しないパズルなんだろな-と
パズル好きではないので、時々投げ出したくなりながら、思います。