やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

プリズンホテル・秋・冬・春   浅田次郎

2005年04月05日 13時59分51秒 | 
極道が経営するホテルのてんやわんやの物語。
「人相風体は決してその人間の本質を語らぬ。弱く優しい人間は
それをかばうために、いつも顔をしかめ肩をいからせている。
凶悪で粗暴な人間ほど、己れの本性を隠すためにことさら紳士を装う」
主人公の小説家が極道より破天荒で、ついていけないところもあるが
それにはいろいろな事情があり、最後はめでたしめでたし。
美空ひばりの唄が何故か心に浮かびました。
 人は哀しい 哀しいものですね~