やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

人生の鍛練 小林秀雄の言葉 新潮社 

2007年05月28日 16時16分22秒 | 
誰も万人向きのやり方で世を渡ってはいない、と言う事は、
どんなによく出来ていても、万人向きのやり方では間に合わぬ、
困難な暗い問題に、この世に暮らしていて出会わぬような人は、
先ずいないという事だ。そして、皆、何とかして、難題を
切り抜けているではないか。他人は当てには出来ない、
自分だけが頼りだと知った時、人は本当に努力をし始める。
どうあっても切り抜けねばならぬ苦境にあって、己れの持って生れた気質の能力が、
実地に試される時、人間は、はじめて己れを知る道を開くであろう。
 深い言葉の数々、読みやすく、いいとこどりしてあって、助かります。
 

だれにでも「いい顔」をしてしまう人 加藤諦三 PHP新書

2007年05月28日 16時14分39秒 | 
自分の意図していることを相手が理解しないと腹が立つ。
したがって相手に「こう思ってもらおう」と思うことは
話さないほうがよいときが多い。
「こう思って」くれなくて腹が立つからである。
自分ではよいと思って話しているが、他人から見ると
よいことではない。
この世の中には何もない。
それをわかることが悟り。そうすれば悔しくて眠れないということはない。
 つい買ってしまいましたが、私は嫌われたくない人間ではないようで。
 こどもには少し「いい顔」をしたほうがいいと言われる始末で・・・。