なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

平穏な日々と不穏な音楽

2012-12-02 20:27:24 | 音楽

あぁもう12月。早いね、寒いね。
気がづけば、飲み会が8件も入ってる。懐だって寒いよ寒い。

色んな意味で寒い日は、家でゴロゴロするのが幸せ。
クリスマスも近いから、街はハッピーな歌で溢れてるけど、
家で聞くなら、ハッピーじゃなくても良い。むしろしっくりくる。

昔からどうも、不穏な空気漂う曲が好きらしい。
マーヴィン・ゲイの「What's going on」から始まって、
スティービーワンダーの「パートタイムラバー」に何故だかグッときて、
マイケルはやっぱ、ビリージーン(ストーカー女の歌)でしょ?てな具合に。

母曰く、私が初めて覚えて、毎日歌っていたのが、「昭和枯れすすき」。
何かにつけ「貧乏性」だと思ってたけど、「幸せ恐怖症」かもな。
そして今日も、不穏なメロディに身を任せよう。

スケッチ オブ ミャーク

2012-11-26 22:03:36 | 映画

宮古島というフィルターを通すと、どうしてこんなに涙が溢れるんだろう?
きっと前世は、宮古んちゅ。まちがいない。

自分でも正直よくわからなかった、どうしようもなく宮古に魅かれる理由が、
この映画を見て、少しわかった気がした。
同じ日本で、これほどの厚い信仰、受け継がれてきた唄、想い。
切なさで胸がいっぱいになる。

過酷な毎日を、歌にのせて、歌でまぎらし、神に祈り、力強く生き抜いてきた。
おばぁたちの歌声は、魂の声。胸の奥深くへ届く。
歌が始まる度、涙が止まらなかった。第七芸術劇場のすみっこで。

スケッチ オブ ミャーク


最近、思う。
何かを成し遂げるには、人生は短すぎるし、
ただ淡々と、毎日をやり過ごすには、人生は長すぎる。
だからせめて、精一杯、目の前のことを頑張らねば。


毎朝、この緑に癒される。日々の小さな幸せ。
OBPはまだまだ、紅葉が美しい。お暇なら来てよね。




嘘つきアーニャと真っ赤な真実

2012-11-13 23:15:59 | 

今日一日かけて、一気に読破。
今日一日で、いろんな感情が押し寄せた。
読み終えた今、ただただ涙が溢れてくる。

うまいこと言おうとするときっと失敗するから、本の解説はしたくない。
でもどうにも眠れなくて、こうして書いてる。

最初は、絵本かと思った。でも何とノンフィクション。
何でこんなに評価が高いのか不思議だったけど、想像も出来なかった真実。
中学生くらいで読んでたら、どんなに刺激を受けるだろう。
今からでもぜひ読んでほしい。想像力を育てるには、知ることから始めよう。



嘘つきアーニャと真っ赤な真実

北斎展 in 天王寺

2012-11-08 17:07:50 | その他、雑記

今日は、月に一度の3連休最終日。
よく晴れたので、フラっと大阪市立美術館「北斎展」へ行ってきた。

北斎さんは、特に全然好きでも何でもなかったけど、好きになった。
人は、能動的に動いて見知った事は信じやすいとか言うけど、
それは多分にあると思う。何せ、最後まで飽きずに楽しめた。
難しいことはわからないけど、ユーモアがあるのが良い。しかも高度な。
「百物語」は特に面白い。笑いはんにゃなんか、何とも言えない味がある。
「富嶽三十六景」は、異国の様な日本の風景に旅情をかきたてられた。









天王寺には久しぶりに来たけど、なんかえらいことになってる。
ビルとしては日本一の高さになるという近鉄百貨店がドーンとそびえ立ち、
foopにミオに、アベノキューズ、そのど真ん中にボッロボロの阪和線の駅。
今もチンチン電車がのんびり走ってる。この猥雑な感じ。正にアジア!

帰りはミオに寄って、3冊ほど本を買って帰った。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実と、
小川洋子と河合隼雄の対談集、生きるとは、自分の物語をつくること
三浦しをんの神去なあなあ日常
林業エンターテイメントとあり、宮崎駿の絶賛コメントまで添えられてる。
コレ絶対おもろいやん?それに今、林業と名のつく会社にいてるしね。

で、ヘラヘラと帰ってきたは良いけど、若干、喉が痛い。イヤな予感。
皆さんも、うがいと手洗いだけは忘れずに。

夢2

2012-11-07 20:18:48 | その他、雑記

今朝、夢を見た。
小学生の頃、ちょっと良いなと思っていた男の子が、
同級生の女友達(現在、旦那と子供あり)と再婚するという、変な夢。

彼の顔はモヤッとしてるけど、なんとなく良い感じに成長している様で、
私は少なからず嫉妬している感じ。なんせ、友達には旦那がいる事だし。

そしたら今日、「中学校の同窓会のお知らせ」が転送されてきた。
10クラス全員を取りまとめようなんていう、奇特な人はいったい誰?!
と思ったら、なんと、夢に見た彼だった。

何かのお告げだろうか。
彼の名前をfacebookで検索してみたら、案の定というか、予想以上というか、
すっかりおっさんになって、丸丸とした顔で、子供を二人抱いていた。

最近こういう、偶然というか、デジャブみたいなことがよくある。
須藤元気によればそれは、とても良い流れに乗ってるってことらしい。
どこに流れていくかわからないけど、このまま波に乗っていこう。

でも、同窓会には行かない。同窓会なんて、60過ぎてからで十分さ。