このたび参道に注連柱(しめばしら)が建ちました。
注連柱とは鳥居の原型といわれるもので、聖域を示すものです。
この2本の柱に見覚えはありませんか?
8年前の震災が起こって間もなくの写真です。鳥居が崩れて柱が2本だけ残っているのですが、その時残った柱です。
8年の時を超えてこうしてよみがえりました。
(あの当時の写真を見ると今も背筋がぞわっとしますね)
撤去された後、本殿前で雨ざらしにされながらずっと置かれていた2本の柱
それがこうして注連柱としてよみがえり、また命を吹き込まれたかのように堂々と建っています。
非常に感慨深いものがあります。
南湖神社の威容を増すこの2本の柱を、感謝の気持ちを持ちながら毎日くぐっていきたいと思います。