昨日、事故予防対策についての職員勉強会を行いました。
今年度から新しいメンバーになった委員たちにより
これまた新しく取り組み始めた『○○強化月間』の紹介がありました。
誤嚥防止のための姿勢の取り方などモデルを使って説明しています。
長時間椅子に座っていると、ついついずりずりと楽な姿勢になってしまいがちですよね。
その姿勢のまま食事をすると、自然と顎が上がり、気道が開いた状態になって
誤嚥しやすくなります。
理学療法士の説明に沿って、職員も自分でまねをしてみました。
つばを飲み込むだけですが
上を向いて飲み込もうとすると難しかったです。
今月は『正しい姿勢で食事を摂ろう』強化月間です!
ちなみに先月は『ひやっとひやりを見よう』でした。
ひやっとひやりとは、ひやりハットをもっと簡単にたくさん出せるように
書類記入の必要をなくしたひやりハットのことです。
6年程前から始めています。
付箋にひやっとしたことを簡単に書いて時間別に区切ったボードにじゃんじゃん貼り付けていきます。
毎月、それを集計して分析をしています。
ハインリッヒの法則にもあるように、ひやりハットをたくさん出すことで、大きな事故を防ごうという考えです。
おかげさまで、通常各部署30~60件程度だったひやっとひやりは
5月6月の強化月間には各部署100件を超える数になっています。
莫大な量です・・・
特に新規の利用者さんへの注意力は高く、ひやっとがたくさん続くことで
危険に対する職員の意識が高まっています。
前置きが長くなってしまいましたが
昨日のメインテーマです。
早朝のフロアでの出来事
転倒リスクの高い利用者さんが一斉にマッタ君(離床センサー)対応を迫られた時の
優先順位をどう考えるか。
どの方も一番に駆けつけたいのはやまやまですが、
一人の職員で対応するには限界がありまして。。。
そこで、同じような条件の利用者さんの事例を用いて、
どの方を優先するのかという話し合いを行いました。
8グループに分かれてグループ討議、意見交換を行い
どうして優先するのかという根拠を確認し合いました。
二通りの意見が大きく出ましたが、
根拠を話し合ううちに
答えが一致してきました。
こうやって、職員間の知識や価値観をすりあわせることが大事なのだと思いました。
選択を迫られるその瞬間は、一人で判断しなければなりません。
大切な家族をお預かりしている私たちにできることはなにかを
いつも考えられる職員でありたいと願っています。
記事が長くなってしまいましたが、
今回、このように詳しい勉強会の内容を書かせていただいたのは
この7月に行っている『ご利用者ご家族様満足度調査』に
「館での○○予防対策の取り組みがわからない」「見たことがないからわからない」というようなご意見があり
早速、昨日のことを書かせていただこうと思ったのです。
これからも、
少しずつ記事にしていきたいと思っています。
つたない文章で読みづらいと思いますが
気軽に読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします。
今年度から新しいメンバーになった委員たちにより
これまた新しく取り組み始めた『○○強化月間』の紹介がありました。
誤嚥防止のための姿勢の取り方などモデルを使って説明しています。
長時間椅子に座っていると、ついついずりずりと楽な姿勢になってしまいがちですよね。
その姿勢のまま食事をすると、自然と顎が上がり、気道が開いた状態になって
誤嚥しやすくなります。
理学療法士の説明に沿って、職員も自分でまねをしてみました。
つばを飲み込むだけですが
上を向いて飲み込もうとすると難しかったです。
今月は『正しい姿勢で食事を摂ろう』強化月間です!
ちなみに先月は『ひやっとひやりを見よう』でした。
ひやっとひやりとは、ひやりハットをもっと簡単にたくさん出せるように
書類記入の必要をなくしたひやりハットのことです。
6年程前から始めています。
付箋にひやっとしたことを簡単に書いて時間別に区切ったボードにじゃんじゃん貼り付けていきます。
毎月、それを集計して分析をしています。
ハインリッヒの法則にもあるように、ひやりハットをたくさん出すことで、大きな事故を防ごうという考えです。
おかげさまで、通常各部署30~60件程度だったひやっとひやりは
5月6月の強化月間には各部署100件を超える数になっています。
莫大な量です・・・
特に新規の利用者さんへの注意力は高く、ひやっとがたくさん続くことで
危険に対する職員の意識が高まっています。
前置きが長くなってしまいましたが
昨日のメインテーマです。
早朝のフロアでの出来事
転倒リスクの高い利用者さんが一斉にマッタ君(離床センサー)対応を迫られた時の
優先順位をどう考えるか。
どの方も一番に駆けつけたいのはやまやまですが、
一人の職員で対応するには限界がありまして。。。
そこで、同じような条件の利用者さんの事例を用いて、
どの方を優先するのかという話し合いを行いました。
8グループに分かれてグループ討議、意見交換を行い
どうして優先するのかという根拠を確認し合いました。
二通りの意見が大きく出ましたが、
根拠を話し合ううちに
答えが一致してきました。
こうやって、職員間の知識や価値観をすりあわせることが大事なのだと思いました。
選択を迫られるその瞬間は、一人で判断しなければなりません。
大切な家族をお預かりしている私たちにできることはなにかを
いつも考えられる職員でありたいと願っています。
記事が長くなってしまいましたが、
今回、このように詳しい勉強会の内容を書かせていただいたのは
この7月に行っている『ご利用者ご家族様満足度調査』に
「館での○○予防対策の取り組みがわからない」「見たことがないからわからない」というようなご意見があり
早速、昨日のことを書かせていただこうと思ったのです。
これからも、
少しずつ記事にしていきたいと思っています。
つたない文章で読みづらいと思いますが
気軽に読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします。