なんぐの常在戦場。

NAMARA所属「ヤングキャベツ」高橋なんぐ直通web

流血の魔術 すべてのなんぐはショーである

2008-02-05 12:12:33 | Weblog
これっぽちも甘くないコーヒーを飲みながら、爆音イヤホンを耳にしてまわりをシャットアウト。そんでもってひたすら物書き。このときの音楽はできる限り母国語でないもの。気づいたら突拍子もなくその歌詞を書いちゃっているときがあるから。

いい感じにノッてきたら無意識に唄ったり、抑えきらずに奇声をあげる。事務所やお店の人からたまに注意。表向きの態度より内心わりとお構いなし。

原稿依頼。適職以上天職未満。しかし、はじまりはいつも催促。締め切りすぎたと同時にとりかかるのがほとんど。

いつからか家族との集合時間も俺だけ10分前。5回に1回まぐれでちゃんと来る。そんときはいつもを棚に上げて被害者の会発足。

寂しがり屋のくせにほっておいてほしいという困った性格。彼女とは同じ部屋に居ながらにして別のことをしているというのが理想。

仕事が絶対最優先。私が1番タイプには説教したい。どんな相手でも異性にはダスキン宣言。パートナーが風邪でもひかない限り絶対台所には立たない。いざとなったら頑張るけど結局は何もできない。そう紅茶のありかもわからない。

なぜか他人(あち)さんたちはマイナスでやってくる人多し。近ごろよく言われる言葉は「思ったより」。思ったよりおもしろい。思ったより男くさい。思ったよりよくしゃべる。思ったより静か。そのたびに俺は「言っておくけどお前らが思っているよりずっとおもしろいし、男らしいし、うるさくて静かなんだよ!」と大きな声で叫んで…やりたい。

高校のとき隣の子が落とした消しゴムを拾ってあげただけで「高橋って本当は優しい人よ」と女子たちに噂されて切なくなった経験あり。理解や習得、なんでもスロースターターだから長生きしないと人生もとがとれないタイプかも。

ちょいと前までは平気な顔して「長所は自分を譲らないところ。短所は自分を譲れないところ」を実行してきた。怖いものがほんとになかった。なんなら今の俺にとってはどんなヤクザよりもどんなキノコよりもあの頃の俺が1番怖い存在。

「生まれ変わったら何になりたい?」という欄には「そんなこと言ったら今の自分がかわいそう」と素で書いていた。恥ずかしいけど、あんときの俺の哲学のほうがいくらかマシ。3ヶ月かけてようやく完成した絵を平気で破いていた時期だ。

代表と2人で飲んだ。「いやいや僕らまだまだですよ」この返しをやめようと。俺の癖のひとつに自分には100点をつけないというものがある。「なんでも永遠に未完成」という勝手に決めた「もっともっと」的モチベーション。でも「これからはいちいち満足していこう」と。「満足の向こうに次の満足があるんだ」と。イチローみたくいきましょう。

「必要は発明の母である」と言うならば、「必要」をもっとください。俺は欲望を満たそうとする行為を恥じずに生きていきます。そんでもう少し本当の自分の声を大事にしていきたい…。

ご清聴ありがとうございました。まばらな拍手ありがとうございます。どぉもどぉも。