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『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか-権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する-日隅一雄』 では、現状の日本のマスメディアが「事実を報道できない」(監視機能を果たせていない)原因を、日本独自のシステムの観点から、海外メディアの事例も交えて、図解入りで詳しく述べられています。
また、同著よりマスコミに働いている圧力構造のポイントをまとめられた投稿がるいネットにありますので紹介します。
(以下引用)
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圧力構造から見る「事実を報道しないマスメディア」アリンコさん
マスメディアが事実を報道しない、出来ないとはもはや当たり前の事実になりつつあるが、今回はマスメディアの構造からなぜ事実を報道しないのか探ってみたい。
日隅一雄は「マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか」で、
①独立した機関の不在
②クロスオーナーシップ規制の不在
③広告1業種、1社制の不採用
が主要な原因であると述べている。この3点について、もう少し詳しく見てみよう。
①独立した機関の不在
フランスやイタリア等海外メディアは、独立行政委員会という放送業を監理する第三者委員会が存在している。一方日本の放送業管轄は、郵政省である。しかも5年毎の免許更新の際には、社内の利益情報や人材情報等社外秘情報を国に提出する必要がある。このことは郵政省に弱点もさらけ出していることをあらわしている。到底事実など報道できるわけがない。
②クロスオーナーシップ規制の不在
クロスオーナーシップという言葉をご存知だろうか?クロスオーナーシップとは、新聞社が放送業に資本参加するなど、特定資本が多数のメディアを傘下にして影響を及ぼすことを言うが、海外ではメディアの独立性を担保する為に禁止されている事が一般的である。しかし、ここ日本では、周知の通り新聞とテレビは同一資本である。このことにより、各メディアの独立性が無くなり、政府、スポンサーの圧力が末端まで、しっかりと伝わっていくのである。これは「系列化」と呼ばれるが、これを断行したのが、かの有名な田中角栄である。
③広告1業種、1社制の不採用
言わずもがな、電通という存在が一業種一社という原則を崩壊させている。電通という巨大広告会社は世界でも類を見ない。このような特異な企業が生まれた背景には、その業務形態にある。日本の広告業は媒体者(新聞、雑誌社)の代理としてスタートしているのである。一方、欧米は、広告主の代理としてスタートしている。媒体物の広告という事であれば、同じ業界でいくつの企業と契約してもなんら問題はないのである。この発祥の差が電通の様な特異企業を生んでしまった。
この様にマスメディアには、様々な圧力がかかっているのである。そう捉えると「事実の報道」等と言うのは幻想であって、むしろ「事実を報道しない」という方が自然である。
やはり「マスコミは事実を報道しない」のである。
参考:マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか 日隅一雄著
現代人文社
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(引用終わり)
マスコミが「事実を報道しない(できない)」背景には、現状の日本メディア界の構造的必然があるようです。
①政府からの圧力、②オーナー(資本)からの圧力、③客(巨大代理店←スポンサー)からの圧力。これら3つの圧力に雁字搦めにされているマスコミ。このような状況下では当然、事実が報道されるされるはずがありません。こちろん、このような圧力構造(システム)になっている事実自体が、報道されることはありません。現役の記者でさえこの構造を捉えられていないようです。
このような事実(原因構造)を知ることこそ、新しい答えと場を作っていくためには重要であり不可欠なのですね。
>実は否定する対象がマスコミに変わっただけで、否定する事自体の構造は全く変わっていない。それじゃあ物事の本質は全く見えてこないし、見ようとすら思えない。結局、思考停止してしまっている。
マスコミの共認支配からの脱却の次のステップに、物事への否定意識からの脱却が必要になってくるのかなぁ?と思いました。<「マスコミ離れの次に…」はちみつりょくちゃさん
まさに今必要なのは、否定視(思考停止)からの脱却⇒みんなでなんで?を考える⇒事実の追求(勉強)⇒素人による共認形成の場を広げていくこと!
今こそ「なんで屋」の出番なのです!!
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『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか-権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する-日隅一雄』 では、現状の日本のマスメディアが「事実を報道できない」(監視機能を果たせていない)原因を、日本独自のシステムの観点から、海外メディアの事例も交えて、図解入りで詳しく述べられています。
また、同著よりマスコミに働いている圧力構造のポイントをまとめられた投稿がるいネットにありますので紹介します。
(以下引用)
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圧力構造から見る「事実を報道しないマスメディア」アリンコさん
マスメディアが事実を報道しない、出来ないとはもはや当たり前の事実になりつつあるが、今回はマスメディアの構造からなぜ事実を報道しないのか探ってみたい。
日隅一雄は「マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか」で、
①独立した機関の不在
②クロスオーナーシップ規制の不在
③広告1業種、1社制の不採用
が主要な原因であると述べている。この3点について、もう少し詳しく見てみよう。
①独立した機関の不在
フランスやイタリア等海外メディアは、独立行政委員会という放送業を監理する第三者委員会が存在している。一方日本の放送業管轄は、郵政省である。しかも5年毎の免許更新の際には、社内の利益情報や人材情報等社外秘情報を国に提出する必要がある。このことは郵政省に弱点もさらけ出していることをあらわしている。到底事実など報道できるわけがない。
②クロスオーナーシップ規制の不在
クロスオーナーシップという言葉をご存知だろうか?クロスオーナーシップとは、新聞社が放送業に資本参加するなど、特定資本が多数のメディアを傘下にして影響を及ぼすことを言うが、海外ではメディアの独立性を担保する為に禁止されている事が一般的である。しかし、ここ日本では、周知の通り新聞とテレビは同一資本である。このことにより、各メディアの独立性が無くなり、政府、スポンサーの圧力が末端まで、しっかりと伝わっていくのである。これは「系列化」と呼ばれるが、これを断行したのが、かの有名な田中角栄である。
③広告1業種、1社制の不採用
言わずもがな、電通という存在が一業種一社という原則を崩壊させている。電通という巨大広告会社は世界でも類を見ない。このような特異な企業が生まれた背景には、その業務形態にある。日本の広告業は媒体者(新聞、雑誌社)の代理としてスタートしているのである。一方、欧米は、広告主の代理としてスタートしている。媒体物の広告という事であれば、同じ業界でいくつの企業と契約してもなんら問題はないのである。この発祥の差が電通の様な特異企業を生んでしまった。
この様にマスメディアには、様々な圧力がかかっているのである。そう捉えると「事実の報道」等と言うのは幻想であって、むしろ「事実を報道しない」という方が自然である。
やはり「マスコミは事実を報道しない」のである。
参考:マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか 日隅一雄著
現代人文社
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(引用終わり)
マスコミが「事実を報道しない(できない)」背景には、現状の日本メディア界の構造的必然があるようです。
①政府からの圧力、②オーナー(資本)からの圧力、③客(巨大代理店←スポンサー)からの圧力。これら3つの圧力に雁字搦めにされているマスコミ。このような状況下では当然、事実が報道されるされるはずがありません。こちろん、このような圧力構造(システム)になっている事実自体が、報道されることはありません。現役の記者でさえこの構造を捉えられていないようです。
このような事実(原因構造)を知ることこそ、新しい答えと場を作っていくためには重要であり不可欠なのですね。
>実は否定する対象がマスコミに変わっただけで、否定する事自体の構造は全く変わっていない。それじゃあ物事の本質は全く見えてこないし、見ようとすら思えない。結局、思考停止してしまっている。
マスコミの共認支配からの脱却の次のステップに、物事への否定意識からの脱却が必要になってくるのかなぁ?と思いました。<「マスコミ離れの次に…」はちみつりょくちゃさん
まさに今必要なのは、否定視(思考停止)からの脱却⇒みんなでなんで?を考える⇒事実の追求(勉強)⇒素人による共認形成の場を広げていくこと!
今こそ「なんで屋」の出番なのです!!
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>このような事実(原因構造)を知ることこそ、新しい答えと場を作っていくためには重要であり不可欠なのですね。
つまり、新しい答えと場をつくっていくためには、同じような圧力構造のもとにつくられた媒体では、今のマスコミとなんら変わらない媒体になってしまうということですか?
②テレビと新聞社が同一資本のため圧力がテレビにも新聞にもいくってことですか?
③日本は広告会社(電通)がメディアの代表で、海外は広告会社が生産企業の代表であるということがポイントでいんですよね?だから電通の言うことを聞かざるをえない。
あってるかどうかよかったら回答ください
確かに~っ
否定対象を次から次へ移しても、
結局のトコロ、現実は何も変わらない
思考方法から変えていかないと、
変わらないってことですね
「ブッシュ大統領が米国下院で弾劾決議された事を報じない日本のメディア」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=179279
かなりすごいニュースだと思うんだけど、全然報道されてない。
これは、かなり問題だと思う。
仰ることが、そのまま現れた例じゃないでしょうか。
>毎日新聞に「9・11テロは米の自作自演、教師謝罪」という記事が載ったことを、インターネットで知った。さらにブログを見ると、この記事と違う記述があった。で、当該の学校に電話して、真相を聞いた。すると、取材者は校長に確認を取っておらず、ブログの記述が正確だったことも分かった。事の真偽を正確に知るには、時として、自らが動く必要があるのだ。<
マスコミは取材能力がなくなってしまったのでしょうか
>今のマスコミとなんら変わらない媒体になってしまう<
その通り。目先の対応ではなんら変わりませんね。
なんでそんな事になっているのか?その原因構造が解れば、その傍らに必ず「克服すべき課題≒可能性の母体」が見つかります。
見つかればあとは実現向けてGO!ですね。
(参考投稿:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=126186 )
>今のマスコミとなんら変わらない媒体になってしまう
その通り。目先の対応ではなんら変わりませんね。
なんでそんな事になっているのか?
その原因構造が解れば、その傍らに必ず「克服すべき課題≒可能性の母体」が見つかります。
見つかれば実現に向けてGO!ですね!
(参考:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=126186 )
回答です。
①OKです。テレビ局は国(郵政省(現総務省))の免許制度圧力をモロに受けています。国とテレビ局の間に第三者委員会がある場合は、国の圧力は緩和され→言いたいことが言える(権力監視ができる)ようになるようです。
②クロスオーナーシップ(系列化)の問題点は、「各メディアの独立性がなくなる」こと。同一資本→新聞とテレビの利権が共通→相互チェック不能(慣れ合い)→政府に反発不能(政府とメディアの癒着)、ということでしょう。
③そうですね。「広告会社(電通)がメディアの代表」だからこそ、(広告主よりも)メディアが儲かればいいとなります。しかも、メディアは巨大代理店に財布(発注量)を握られていて逆らえない構造にあります。
以上、ざっとポイントを拾ってみました。
が、まだまだ奥が深そうですね。さらなる追求をしていきましょう!
>思考方法から変えていかないと、
変わらないってことですね
そうですね。
プラスもマイナスも現実直視。
実現思考で行きましょう!
タイムリーな生々しい事例をありがとうございます。
まさにメディアの特異な構造を表していますね!