ブログ de なんで屋 @東京

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マスコミと政治の構造

2007-07-15 21:48:46 | テレビの共認支配を暴く!
ただし、やはりマスコミの意図は何か?を正確に掴んでおく事は、投票に行く事以上に重要である。
今後加熱するであろう選挙報道の裏に働くマスコミの思惑を、まずはしっかりと構造化しておこう。

まず、マスコミの叩いている対象は、安倍内閣の中でも一定の流れを汲むものである事が解る。

松岡農水相、久間防衛相、赤城農水相。彼らに共通している点は何か?

キーワードは、『国益派』である。
(なお、本エントリーは思想の左右を問うものではありません。あしからず)

平成研究会

津島派(竹下派→小渕派→橋本派→津島派)
> 政策的には田中元総理の列島改造論の「国土の均衡ある発展」、外交でも日中国交正常化を引き継ぐ色が濃く、これら路線を支え派の党運営を握ってきた経緯や業界団体との繋がりの太さから自民党への癒着政治・土建政治等々批判の本丸的とする批判や守旧派のレッテルを受けつづけてきた面も持つ。

この津島派の流れを汲む大物政治家は、ことごとくマスコミのスキャンダルによって失脚させられている。
竹下登、金丸信、田中角栄、橋本龍太郎、鈴木宗雄、田中真紀子、野中広務、そして今回の久間防衛相。

反小泉を掲げた野中、橋本は、ほぼ政治の表舞台に立つ事を断念せざるを得ない状況へと追い込まれ、一年以上会長不在の派閥となった後、津島雄二元厚相が会長の座へと就任した。

津島派(旧橋本派) 平成政策研究会一覧

> 久間章生防衛相の辞任で、安倍内閣では津島派(旧経世会)の閣僚がゼロとなった。72年の田中内閣以来、自民党単独や同党が中心となった政権で、旧経世会出身の閣僚がいなくなるのは初めて。長く党内の主流を成し、98年の小渕恵三内閣では首相を含め6人の閣僚を送り込んだ旧経世会だが、清和会(現町村派)所属の小泉純一郎氏が首相に就任して以来、影響力が低下していた。(毎日新聞

とあるように、小泉政権の抵抗勢力として粘ってきた津島派は、ここに来て完全に基盤を奪われ、代わりに投入されたのが小池百合子という小泉お墨付きの閣僚入りとなったのである。

次に、赤城農水相。彼は政界エリートとして早い段階から注目を浴びる人物であったが、小派閥(高村派)所属であった為に、中々ポストに着くことが実現しなかった。彼の祖父である赤城宗徳は、安倍総理の祖父岸信介政権の下で農林大臣などを歴任しており、現役時には200海里問題でソ連と粘り強い交渉をするなど、国益重視の政治家であった。

そして、閣僚初の自殺者として取り上げられてしまった、松岡農水相。
彼は元々旧亀井派(現伊吹派)の所属であり、反小泉路線の立場であったものの、徐々に小泉側へシフト、郵政国会を機に亀井派との決別をしていた。

典型的な建設族・農水族として知られる存在であった彼は、小泉への擦り寄りと共に、以下のような政治的態度の変遷を経ている。

<従来は日本の農業に打撃を与えかねない日豪FTAに慎重だったが、小泉純一郎支持に回る際に立場を賛成側へ転換。安倍内閣農林水産大臣としてオーストラリア側との交渉にあたった。

<自殺直前の2007年5月24日、松岡は、新党大地代表の衆議院議員鈴木宗男と会食している。鈴木によれば、その席で松岡は「(疑惑については)国対から黙っていろと言われている」と述べたという。しかし、鈴木の証言を受け自由民主党幹事長中川秀直は「国対がそのような指示をした事実はない」と鈴木の証言を真っ向から否定している。


自身の政治生命の保身を優先させつつも、心の葛藤を持ち続けていたであろう事は容易に想像できる。

この様に、マスコミの一方的な批判とは裏腹に、国の為の政策を常に考えていたであろう政治家ばかりが、批判の対象とされているのである。叩けばほこりの一つや二つは誰でも出る、というのが政治家という存在である事はほぼ誰もが認識の範疇にあると想うのだが、こうも解りやすく『国益派包囲網キャンペーン』を張っているのが、現在のマスコミである、ということなのだ。

しかし、ここまであからさまなキャンペーンを展開しているマスコミには、実は明快な落ち度がある。
それは、

「答えが無い!」

という一点。

安倍内閣を叩くまではいいが、その後はどーする?

年金問題は?
環境問題は?
一点の汚れも無い政治家なんて居るの?
マスコミの談合問題ややらせ・捏造問題は棚上げ?

全く持って、答えが出せないのである。だって、そうでしょ?
自民党がダメなら、民主党?民主党は答えを持ってますか?

結局ね、批判だけなら誰にだって出来る。でも、一番重要なのは、答えを出す事。
それを、目先の個人批判にすり替え、誤魔化し、うやむやにしてしまうのが、今のマスコミと政治の関係なんです。

こんなしょーもない選挙報道には、付き合ってられません。
ならば、どーする?

そう。答えを出すのは、マスコミでも政治家でもない、我々一般庶民の力を発揮するしかないんです。
この、誰もが当事者として発信・評価の出来るネット基盤を使って、ね

じゃ、具体的にどーやって答えを出していくか?
そして、選挙はどーする?

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以上、kawaixでした。
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8 コメント

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ほんとそうですよね。 (MATSU子♂)
2007-07-15 22:36:44
マスコミは批判ばかりして全くなにが問題なのかもわかりません。一体彼らはどうしたいのでしょうか

世間一般なんでも短絡的になっていると感じます。表層の問題ばかり追いかけてなにも解決してない。マスコミはそのようなるように世間を誘導しているように思います

国民は事実を求めている。そろそろこの期待をつかんで応えてもらいたいです

それをわかってもらうためにもまずはみんなだれでもできるネットからですね
Unknown (T.S)
2007-07-16 16:01:10
>結局ね、批判だけなら誰にだって出来る。でも、一番重要なのは、答えを出す事。
それを、目先の個人批判にすり替え、誤魔化し、うやむやにしてしまうのが、今のマスコミと政治の関係なんです。

NHKの参議院選に関するTV報道を見ましたが、正に↑の通り。個人批判か、「前より遥かにまし!」という誤魔化しのオンパレード。

聞いていて不毛な1時間でした。ことの本質を追求するスタンス(=事実の共認)が無い。

今回のKawaixさんや、前投稿のやがさんの投稿2つあれば現状の問題点は理解出来る。又、Kawaixさんが推薦するTrend Reviewを見るともっと大きな力関係が見えてくる。

その意味でNETを通じた「事実の共認」を持って普通の人が発信する重要性を痛感すると共に新しい時代への移行=パラダイム転換が正に今と感じた。

どーする? (ヒナタ)
2007-07-16 18:06:57
ここ二回の記事を読んで、このままではマズイという事はよく分かるのですが、かと言って29日の選挙は既存の枠内で進行していくだろうし…ホントにまさにどーする?って気持ちが募るばかりです

(((゜ω゜;)))
参院選への反応 (クリリン)
2007-07-16 23:28:55
今日の池袋なんで屋でもそうでしたが、先の小泉劇場と違って、あまり盛り上がっていませんね。
問いかけても殆どの人が反応なし。

これをマスコミの失敗と見るのか?
国民が選挙に意味なし!と判断したのか?

この先が見ものです。
Unknown (あんD)
2007-07-17 17:26:45
○朝日を中心としたマスコミによる自民(安倍)バッシング
○マスコミを使って国益派を叩くアメリカ

あたりが今回の選挙の特徴かと。

ここ一ヶ月で急速に反自民の風潮になったということは、マスコミに何かしらの圧力とお金が流れたのだと思います。

民主党は過半数を取れなかったら、幹部(小沢、管、鳩山)が全員引退すると豪語するくらいですから、かなりの勝算をもっているのでしょう。

民主党やマスコミに誰が肩入れしているのかをもう少し調べていく必要があります。
民主の露出度 (さーね)
2007-07-17 17:50:57
>民主党やマスコミに誰が肩入れしているのかをもう少し調べていく必要があります。

一昨日の日曜日午前中に、サンデープロジュクト等の政治系番組を見ましたが、やはり民主へのクローズアップ度が高いように感じました。

ただし、民主が過半を獲得したからといって、アメリカ支配が変るかといえばそうはならないような気が…

背後の構造を皆で解明していく必要がありますね。
Unknown (しみっちょ)
2007-07-17 23:34:00
確かに知らず知らず
「自民vs民主(or与党vs野党)」
みたいな見方に誘導させられていました。

「国益派?属米派?」という観点で見ると、この間の政治動向の大局が浮き上がってきますね。
例えば、 (kawaix)
2007-07-17 23:35:38
民主が与党になっても、米国政府による年次改革要望書は今までどおり推進されていく事は間違いありません。これは、さーねさんのおっしゃる通り。

そして、民主の強気な姿勢を誰が作っているかというと、世論ではなくやっぱりマスコミ。

なので、マスコミに対する監視圧力をいかに形成するか、というのがまずはみんなで取り組むべき第一課題かと思われます。

なので、
MATSU子さん、T.Sさん、ヒナタさん、クリリンさん、あんDさん、さーねさん、そしてトラバを頂いたブロガーの皆さん、ネットを駆使して、みんなで世論を形成して行きましょうね

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