鎌倉天地人

鎌倉医療オンブズマン

GGニュースウオッチ4/22㊤:北海道5区で劣勢の自公が心理作戦 さも優勢であるかに見せ自陣営を鼓舞

2016-04-22 21:50:38 | 日記


【北海道5区、谷垣「手を緩めた方が負け」と
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  4月22日10時3時間前 
衆院北海道5区補欠選挙(24日投開票)は終盤に入っても、接戦.今や横一線に。谷垣幹事長は”手を緩めた方が負けだ”と引き締めを図っている。」(産経)】
【卑劣な争点隠しも…北海道5区は“義理人情”で与党に追い風  日刊ゲンダイ2016年4月22日
  いよいよ24日に投開票が迫った衆院北海道5区補選。自民党・和田義明氏(44)VS野党統一・池田真紀氏(43)の戦いは最終盤までデッドヒートとなっている。ただ、序盤の野党の押せ押せムードは熊本地震の発生により、与党に若干の追い風を生んでいるという。
 「北海道でもニュースの大半が地震関連です。現地の激しい被害や政府の対策本部の対応などの話ばかり。自衛隊員が現地で被災者支援に精を出している姿も映し出され、選挙区内の恵庭に陸自の駐屯地があるここでも、自衛隊員に感謝するムードが広がっています」(地元マスコミ関係者)
  21日は自民党・和田陣営に、小泉進次郎衆院議員が2度目の応援に入った。先週は「急に演説が決まった」とボヤキ節でグチっていたが、やっぱり進次郎氏は“人寄せパンダ”だ。基地がある恵庭市の駅前、池田氏がリードしているとされる北広島市の駅前、大票田の札幌市厚別区の3カ所でマイクを持った。どこもすごい人で進次郎氏はもみくちゃ。創価学会員とみられる女性たちが垂れ幕まで用意し、動員とみられるユニホーム姿の建設業者の姿もあったという。
 現地で取材しているジャーナリストの横田一氏がこう言う。
 「演説は和田候補が海外で苦労した商社マンだという話ばかり。自衛隊員や家族に直結する安保法、北海道の農家にとって重要なTPPには全く触れず、『争点隠しの義理人情選挙』というのがピッタリでした。3カ所目では人口減少社会について言及しながらも保育園問題には触れずじまい。進次郎氏に『なぜTPPや安保法、保育園問題に触れないのか』と聞きましたが、無言のまま車で走り去りました」
  自民党の卑怯な争点隠しに負けまいと、野党は22日午前6時半から、民進党の岡田克也代表とともに北沢俊美・元防衛相が恵庭の駐屯地の門の前に立ち、「違憲の安保法によって、地球の裏側にまで自衛隊員を飛ばしていいのか」などと訴えた。
  “タイミングのいい地震”などと有権者を軽視した発言を裏付ける結果にさせてはいけない。 】

●撃破の局面で相手の心理作戦に内省的になるな、産経に振り回されるな
(GG:北海道5区で終盤になって自民が盛り返しているかの”噂”だが、これは自民が撒いた心理戦ではないか。全く歯が立たないのに善戦しているかに粉飾して自陣営を有利に描き、自陣営の敗北感を払拭して浮遊層をさらいたいーー? ゲンダイを読んでも孫崎氏も”噂”に反応している。勝利の局面になって臆病になっている。攻撃・撃破の局面で内省的になっている。人が良いというのか、自民の思うつぼだ。産経がなぜこんな記事を書くのか狙いはすぐわかる。池田は堂々と勝つだろうからそのまま突き進めばよい、勝利の波に乗って行けばよい)


【七理GGニュースウオッチ4/22㊦:日銀政策決定会合見つめる株式市場と押し寄せる大津波級のバブル】

2016-04-22 21:48:31 | 日記


日経平均、4日連続で上昇…終値1万7572円  読売2016年04月22日 19時24分
 22日の東京株式市場は買い注文が先行した。日経平均株価(225種)は4日連続で上昇し、終値は前日比208円87銭高の1万7572円49銭だった。
   日本銀行が追加の金融緩和に踏み切るとの見方が浮上し、金融機関の収益にはプラスに働くとの見方から、銀行株などが大幅に上昇した。為替相場で円安・ドル高が進んだことで、自動車など輸出関連株も値上がりした。
 市場では「日銀が27、28日に開く金融政策決定会合の結果に投資家の注目が集まっている」(アナリスト)との声があった。】
(GG:最近の株高はなにやら意図的に見えるほど描きやすい。ただ出来高が22日は30億1千万株と大商いだったのは祭りの先取りか。日銀黒田総裁は、4月14~15日にワシントンで開催された20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)に先立ちコロンビア大学で講演、「マイナス金利付きの量的・質的金融緩和は現在の中央銀行史上で最強の金融緩和だ」と発言した。また「現行の金融緩和策に技術的な限界があるとは考えていない」とも述べ、2%の物価上昇目標達成のために「躊躇なく追加的な緩和措置を講じる」と強調した。黒田の方向感は安倍同様、日本国内よりアメリカで本心が語られる。ルー財務長官は円安を問題視した発言をしたようだが、これは米大統領選でもヤリ玉に上げられており、ルーの発言はこれに同調した国内向けの発言だ。市場はルー発言に反応せず、より黒田発言に反応しているということで27~28日の政策決定会合は期待先行色が濃い。昨日までの株式市場の上げは黒田の金融緩和と利下げに期待したもので、27日当日は日銀が利下げと一段の金融緩和の2点セットをブチ上げなければ下げが失望売りの大幅下落が予感される。2点セットがブチ上げられてもすでに織り込んでいるので”震災”など理由に下げるのではないか。黒田は余程サプライズな大風呂敷を広げなければならなくなっている。
●米国金融支配層の目論見は長期的には準ハイパーインフレとバブル破裂による日本資産買い
 2点セットは危険なもので株式市場のバブル化を一層膨らまし、市場は混乱に突き進みかねない。しかし、米国金融支配層の目論見は長期的にはここにある。ドル高と円安。そして究極の日本株式市場の破綻だ。最終的には準ハイパーインフレの招来だ。米金融勢力はこれに備えて防衛策を準備しているだろう。確固としたドル高だ。金融緩和とマイナス金利が日本のバブルを膨張させ、消費税上げが経済を冷やせばバブルはより不安定になる。バブルが破裂するなら米金融界を筆頭に日本に買い出動だ。TPPが批准されなくて幸いだったことになる。批准されたら草の根まで刈り取られてしまう。日本の金融資本は対抗できず大手銀行の倒産が現実のものになる。それは何時のことか?オリンピック・パラリンピック前それとも後?五輪前には総需要が落ち込むことはいつのどこの五輪でも同じだ。劇的に五輪最中という暗転も考えなければならない。27~28日の日銀政策委員会合で「異次元・量的緩和」「マイナス金利」が黒田の”2%猛追”となり、安倍の「消費増税」という「悪夢の3点セット」が実現したら不況と株式市場の高騰の化けの皮が剥がれバブルはいつ破裂してもおかしくない状態にさらされる。そしてGGたちが見なければならないのは円安下の準ハイパーインフレが米金融勢力により企図されていることだ)