七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

マイ箸

2008年12月31日 | 木工
我が家のみかん山も
自家消費用とみかんママレード用を残すだけです。



大晦日の日 我が家のみかん山です


温州みかんの発送も、無事終わったので
お正月を迎える準備を 大急ぎでしなくてはなりません。


しかし、夫は、突然
「ちょっと、今日中に、仕上げてしまいたいし、木工するわ」
と言い出しました。

そう言えば、夫は、10日程前から、
みかんを発送した後、夜遅くまで、竹を割り、乾かしていました。


夜遅くまで、電気を点けて、竹を割る夫
ハナは、夫の傍に居れるので、嬉しそう。



細かく割って 下ごしらえのできた 竹


先日、次男が、
「お父さん、箸を作って、送ってほしい」 と頼んだので、

夫は、竹で、お箸を作りろうとしているようです。

夫の作る箸は、持ち易くて、小さなものも上手につまめて、
結構、使い易いのです。

そう言えば、最近は、マイ箸ブームとかで、
長男も、大三島に来た時、自分でマイ箸を作って、持って帰りました。


冬に伐る竹は、水分が少なく、締まっていていいそうです。


イノシシ対策用の時に、一緒に伐ってきた、箸作り用の竹


「あっ、おとうさん。ついでに、私にも
  箸立てと、調理用しゃもじと、菜箸を作って欲しい」

まっさらの青竹の菜箸と、調理用しゃもじと、お箸があれば、
それだけで、新年らしくなりそうで、いい気分です。


菜箸作り


菜箸 二膳出来上がり 

「百均でも、菜箸ぐらい、売ってるんやけどね」と、言いつつ 

夫の作ってくれた青竹の菜箸は、四角いので、すべらず、
太さも長さも、ちょうど良くて、とても持ち易く調理し易そうです。

それに、なんと言っても、青竹が、新年のお節作りに、ピッタリ 

 「えっ、百均で そんな安いのか 」と、
  自分のかけた労力に比べて、落胆の声をあげながらも

「調理しゃもじは、なんの木がいい?櫻?かえで?」
と、注文を聞いてくれる夫です。


「かえでが、白くて綺麗かな。ジャム作り用は、柄の長い方が便利そう」


調理しゃもじ作り 長い柄はジャム用 手前は、型紙



調理用しゃもじ3個 カエデ材 と、カトラリー立て 竹製
カトラリー立ては、竹筒を3つくっつけて安定よくした苦心作


最後は、次男注文のマイ箸と 我が家の来客用箸


箸作りは、 夫が作った箸作り治具でする


竹箸10膳出来上がり 



焼いて、油を出して磨けば、ツヤツヤのスベスベに

来客時に出すと、誰もが
「この箸、持ち易いな。使い易いわぁ」 と 誉めてくれる 




まっさらの青竹のカトラリーセットの出来上がり 


箸置きは、今日で最後の2008年の干支 ネズミの箸おきです。
箸置き&パズル 七曜工房作 みかんの木クラフトシリーズ



 明日のお雑煮は、これで、作り、いただきます。


コメント
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