ナナッテ先生のおせっかいブログ

自己実現のために……

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ノートの重要性・必要性

2017年09月28日 | 受験勉強
中学まではノートがなくても好成績を修めることは可能ですが、高校以上ではムリ。処理すべき情報量が膨大だからです。
後掲番組(1)は、学校の先生にアンケートを取ったところ、全員が成績を上げるカギとしてノートを挙げたと言います。
ノートに関しては、たくさん述べたいことがありますが、今回は「ノートの重要性・必要性」に絞ります。

関心を持つ★
人間の情報抽出能力の高さを示す音響心理学のカクテルパーティー効果を裏から捉えると、関心のない情報は取り入れないという結論を得られます。まじめに聞いていても興味のない話だと体の中に入ってこないのです。だから、書くという行為で関心のレベルを上げ、この情報は大切だから無視してはいけないと脳に働きかけるのです。
後掲番組(2)は、普通の大学生は授業中に板書を写すのみだが、東大生は先生の小話さえ書き取ると検証しています。ということは板書さえ書かないと普通の大学にさえ合格できないといえるかもしれません。

伝える★
ノートには情報を伝える役目もあります。
学級日誌のように、こういうことがありました、こういうことが決まりました……と伝えることです。また、実験の様子を先生に伝える実験ノートというのもあります。
さらに、伝える対象は他にもあります。テスト直前の自分です。授業でこういうことを学びました……と伝えるノートがあると効率的に復習することが可能ですね。

まとめる★
筆記テストには選択記号の問題だけではなく、キチンとした文で書くことを要求される記述式もありますね。対応策として、日頃から情報をまとめるトレーニングしておく必要があります。ノートはそのトレーニングにもなるのです。
特にセンター試験に替わる新試験ではまとまった記述を要求されますので、その必要性は高まっているといえます。
日頃からまめにノートを書いている人は作文、感想文、小論文……など長い文章もスラスラ書けるようになります。

参考
(1) テストの花道「成績を伸ばすカギ! ノート術」
(2) 『所さんの目がテン』東大に受かる(秘)勉強法
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筆記用具の使い分け

2017年09月18日 | 受験勉強
皆さんは、筆記用具を使い分けていますか。

せっかくのノートも鉛筆ばかりだとメリハリがなく、どの部分が重要か判別しにくいので非効率的。かといって10本、20本…と筆記用具をかかえていると筆箱がかさばるだけでなく、どれを使うか迷うので時間のロスにもなります。私もかつて多色ボールペンを使っていましたが、思考錯誤の末、次のように落ち着きました。

鉛筆、シャーペン◆
メインの筆記具ですね。書くのが楽しくなるのを選びましょう。気分によって使い分けるのもいいでしょう。最も大事なアイテムなので、お金を惜しむべきではありません(将来利益を生み出すものにお金を出すことを投資といいます)。私は、シャーペン(uni α-gel 0.5)をメインに、グラフを描く等メリハリをつけたい場合に鉛筆を使っています。

赤ペン◆
まるつけや訂正に使いますね。大切な情報を書き込むのに定番。

黒ペン(太めの)◆
単元名・タイトルなどを書きます。教科書の節目でゴシック(太字)になっている部分は情報整理の道しるべともなりますのでノートにも書き留めましょう

青ペン(細め)◆
日付など事務的な情報を書き留めます。学習内容と直接の関係はなくても記憶のフックになるからです。(プリントにも日付をつける習慣を)

赤えんぴつ◆
文字というより、範囲指定に使います。重要な記述に下線を引く、囲む……です。

黄色マーカー(蛍光ペン)◆
教科書の重要部に塗ります。黄色がベスト。特に黒い文字だと互いを目立たせます(黒と黄のコンビ色は踏切、工事現場…など警戒を要する場所に使われていますね)。ちなみに、英語ではhighlighter(目立たせるもの)といいます。

緑ペン◆
公式など関連情報を追記するのに使います。普遍的な情報を別の色としておくとテスト前の復習時に拾い読みしやすくなります。なぜ緑かというと、赤、黒、青の次に一般的な色であること。目に優しい色だからです。

※付箋(ポストイット)を利用すると筆記用具を増やさなくても、バリエーションが広がります。

※以上はあくまでも原則。臨機応変で使い分けましょう。
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長男には“プレミアム感”を

2017年09月12日 | 子育て・人格形成
長男にありがちな問題として、斜に構えた態度をとる、すぐに不機嫌になる、価値観が歪んでいる……を挙げることができます。特に第一子長男に顕著です。それは「第二子ショック」を克服していないことが主な原因と考えます。

「ワンオペ育児」という言葉に象徴されるように現代社会では育児の密室化が進んでいます。そのため親子の関係は濃密になりがち。特に男の子だとお母さんとの関係はまるで恋人のよう……。

ところが、蜜月は長くは続かず、第二子の誕生で終焉を迎えます。突然母親を奪われて、お兄ちゃんという棚にあげられてしまいます。

これが年子であれば、母親を独占した記憶がないためダメージも小さいでしょう。逆に、大きく離れていれば、余裕があるので素直に弟・妹を歓迎するでしょう。危ない年齢差が2歳~4歳。ちょうど自我に目覚める時期です。早すぎる挫折は大きな心の傷となることも。これを機にコミュニケーション不全に陥りやすいといえます。

対処法として考えられるのは、“プレミアム感”を演出すること。「あなたは長男だから特別よ」と持ち上げて優越感に浸らせるのです。

例えば、デート。二人きりで出かけて美味しいアイスクリームを食べたり、ゲームセンターでプリクラを撮ったりしては如何でしょうか。さらに「これは内緒よ。二人だけのヒミツだからね。ほら、指切り」と秘密を共有すれば、いっそう効果的です。
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宿題の意義

2017年09月01日 | コラム・雑感
なぜ宿題が出るのでしょうか――その主な理由として次の3つを挙げることができます。

まず、「学習を発展させる」です。人間は忘れるのが“得意”な動物。関心があれば別ですが、そうでない情報は自分の中に取り入れようとしませんし(心理学にいう「カクテルパーティー効果」がこれを示しています)、すぐに忘れてしまうことも。ですから、授業で習ったことに類する問題を解くことで理解を深めることができ、そして忘れることを防げるのです。

では、漢字や単語など日々の授業と関連が薄い宿題はどうでしょうか。それは“パターナリズム”です。簡単にいえば、大人の後悔から発するおせっかいです。十代は育ち盛り。体が大きく成長します。脳細胞も同様。いわば成長の「黄金期」なのです。
学校を卒業し大人になっても、資格試験などで勉強の必要が生じることがあります。ところが、大人になって新しいことを学ぶのは苦労します。脳が硬くなっているからです。だから「若い時にもっと勉強しておけば良かった」という後悔からおせっかいしたくなるのです。

最後は、“大人”になるための準備です。ここで大人とは、自分をコントロールできる人のことです。大人になるためには、年齢を重ねるだけではだめで、自制心、忍耐力…といった精神面の鍛練・訓練が必要となります。宿題は、遊びたい、眠たい…欲求との闘いでもあります。また、宿題をやるには何かをガマンしなければなりません。逆をいうと、宿題をすることで自制心、忍耐力を身につけることができるのです。

とにかく、宿題を放置したり、逃げ回っていると“困ったこと”になります。できるだけ早い時期に処理しておきましょう。
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赤ちゃんの“営業スマイル”

2017年06月20日 | コラム・雑感
世は空前のペットブーム。ペットの数が子どもの数を超えたとか。しかし、人間だけではないでしょうか、他の動物に愛玩の情を抱くのは。肉食獣にとって小動物は捕食の対象でしかありませんから。これは、人間が生き延びるための工夫として培ってきたかもしれません。

生まれたての赤ちゃんを可愛いと感じるのは近親者だけですが、生後3か月を過ぎると「あら可愛い」「女の子?」…と見ず知らずの他人にも可愛がってもらえます。大輪の笑顔を見せるようになるからです。これを発達心理学では「三ヶ月微笑」といい、社会性の獲得の第一歩と捉えているようです。私は、生き延びるための工夫:種の保存がなせる技と考えます。

食糧を得るために集団を形成した人間は、子育てでも協力体制を形成したものでしょう。人間は、共同養育によって生き延びてきたといわれます(『人間とは何か』松沢哲郎)。

医療が整っていない昔は、産後の肥立ちが悪くて母親が亡くなることも多かったようです。動物の世界なら、母の死は子の死を意味します。しかし、まわりの大人たちが共同して育てて、それを防いだ。

今も我々の体には、生き延びるための様々な工夫が凝らされているのですが、感情もその一つといえるでしょう。折に触れて特有のホルモンの分泌が促され感情が形成され、その感情が行動を左右するのです。他人の子でも可愛いと慈愛の気持ちを抱く。赤ちゃんも「可愛がってね」と愛想をふりまく。という図式が出来上がったのです。逆をいえば、それができる集団が生き残ったのでしょう。

いまだに日本人は「三歳児神話」の呪縛から逃れられないようです。少子化の元凶に保育園の不足が挙げられますが、抜本的に解決するには原点回帰して共同養育の道を模索すべきではでないでしょうか。

それにしても、大輪の笑顔は「パパ、大好き」という感情表現だとばかり思っていましたが、キャバクラ嬢も顔負けの“営業スマイル”だったのですね。

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やる気の着火点

2017年03月17日 | 子育て・人格形成
3月12日の朝日新聞に掲載された読者相談。トピックは「息子が宿題をしません」でした。

相談の内容は、「宿題をしなさい」というと反発、かといって放っておくと手をつけない……というもの。多くの家庭で見られるシーンですね。

回答者も同様の問題を抱えているようで、相談に対して具体的な対処法は示されませんでした。代わりに、『孤島の冒険』のような冒険譚を読ませることを勧めていました。

思うに、これは生物学にいう“閾値”の問題ではないでしょうか。閾値(いきち)とは、行動を起こさせるのに必要な刺激のレベルです。やる気に火がつく着火点といってよさそうです。閾値が低いとすぐさま行動に移すのに対して、逆に閾値が高いとなかなか行動に移しません。
「宿題は大事だからやりなさい」と言われて「はーい」と素直にとりかかるのが閾値が低いタイプ、なかなかやらないのが閾値が高いタイプ……という具合です。

では、閾値の高い子どもは、ずーっと怠け者のままかというと、そうではありません。“その時”が来ればスイッチが入るのです。
孤島に流された。そんな危機的状況に陥ればスイッチが入り精力的に動き出す。だから“その時”を辛抱強く待ちましょう……それが回答者の言わんとするところでしょうか。

中学、高校…のんびりと過ごしていた生徒が、大学入試で落ちて初めて認識の甘さに気付き、必死に勉強して翌年難関大学に合格……よく聞く話です。

そういえば、かの国の男たち。普段は怠惰なのに、国家存亡の危機とみるや命がけで戦って超大国を負かしてしまいました。彼らも閾値が高かったといえそうです。
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男子と中学受験

2017年02月18日 | コラム・雑感
高い能力の割に成績が振るわない男子中学生・高校生に出くわすことがあります(特に英語)。不振の原因をつきつめると中学受験に至ることがしばしば。

誰しも受験が終わると「終了感」に浸るものですが、あまりに長いと授業について行けなくなります。この弊害がモロに出る教科が英語。

始まったばかりの英語は、ALTが入り楽しい英会話が主体。すると、「英語はチョロイぜ」「英語は楽勝」…誤った認識を持ってしまうことも(聡い男子は、価値判断が早いのが裏目に出るかたち)。そのうち教科としての英語にシフトして本格的に文法を扱うようになると、「様子が変だぞ」「なんで“s”が付いたりとれたりするの」…と混乱が始まる。理解ができないと、嫌いになってきます。ひとたび嫌いになると排除してしまうのが男子の傾向。かくて、嫌い→勉強しない→成績が落ちる…の悪循環に陥ってしまうのです。

脳科学の進歩により、男子と女子の思考回路は異なることがわかってきました。これは原始時代から長く続いた狩猟生活が影響しているものと思われます。我々の祖先ホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人と異なり、男女分業システムをとっていました。男は狩り、女は育児…という具合です。

男どもは獲物を持ち帰ると、しばらく休息をとったでしょう。大きな獲物を持ち帰れば、狩りが必要もありません。狩りは危険を伴いますから、疲れや負傷を癒すために「有給休暇」が認められたともいえます。また、得意分野に専従することも許された。彼らは「好きこそものの上手なれ」ということを知っていたのです。

女性陣が甘やかしたこともあってか、男は恒常的に働かなくてもよい、興味のない分野には手を出さない…という傾向が染みついてしまった。

原始時代は、各個人はいびつ(個性的)であっても、集団全体のバランスがとれていれば良かった。しかし、オールマイティが求められる現代では許されません。そこで、学校あるいは社会で良識ある社会人が育成されるわけです。人格形成の途上にある男子は、まだ原始時代から進化していない状態といえましょう。

しっかりした目的があれば格別、「何事も経験だから」「友だちも受けるから」…と軽い気持ちで中学受験をするのはやめた方がよさそうです。
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雪国は本当に不利か

2017年01月27日 | コラム・雑感
1月17日の朝日新聞に「雪国の大学受験、これでも平等か」という新潟県の教師による投稿がありました。雪国の過酷な受験環境を綴り、センターの対応を非難する内容でした。

たしかに、人生を左右する重大な試験が、雪国の受験生に不利であることは否定できません。ことに今年は豪雪に見舞われた会場も多かったようです。

ところが、雪国の受験生は雪の“恩恵”を受けているのです――受験に必要な慎重さと勤勉性です。

雪国の人は、外に出かけるにも雪かきをしなければならないため自ずと勤勉になります。また、注意して歩かないと転びますから観察力・注意力も身につきます。しかも、それは遺伝子レベルで備わっているのです。

東京の大病院の院長の言葉を思い出します。全国から多くの人材を受け入れてきて、その県民性・気質を分析して、こう述べていました。「雪国の人は努力家で真面目である」と。

かたや温暖な地域の人々は、労せずして暮らしていける分、怠惰です。当地には「よだきい」「ぬさん」と何かにつけて意欲のなさを表す言葉があります。南国の受験生は、雪との戦いはないものの、遺伝子の中に刷り込まれた怠け心との戦いを強いられているのです。ですから、帳尻が合っているともいえます。

受験シーズンはまだ続きます。受験生の皆さん、体調に気をつけて頑張ってください。
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英語の【2A】は捨てる?

2017年01月04日 | 受験勉強
センター試験の英語において、頭を悩ますのが文法問題である第2問Aの扱いです。準備に時間を割くか、捨てるか…が問題になります。

配点が少ないので、軽視、あるいは全く準備しないというのも戦略的にありかもしれません。

しかし、「流れ」を考えると軽視すべきではないでしょう。

英語は長丁場で配点が高い教科です。二日目に与える精神的な影響を考えると、気持ちよく解き進めたいところです。問題の量を考えると、番号順に解くのが定石。
2Aは序盤にあります。サクサク解いてリズムを作って流れに乗ることは重要といえます。

また、他教科を含めた総合的な受験勉強という点でも2Aをたくさん解くことを勧めます。2Aはカチッとした論理的な問題ばかりなので、観察力、論理的思考力…も鍛えることにもなるからです。
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数の入った四字熟語

2016年11月15日 | 受験勉強
日本人は四字熟語が好きです。故事にならったものだけでなく、新しい事象も四字熟語で表現するのですから。

最近はその傾向が強くなっているようです。二字熟語で済むところをわざわざ「射程距離」「防犯対策」…としているくらい。

ところで、入試の場合(中学入試から大学入試まで)、数字の入った四字熟語がよく出されます。「一朝一夕」「七転八倒」…などです。

ネットなどで調べて有名なものは押さえておきましょう。入試だけでなく社会に出てからも役立ちますよ。
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