前原国交大臣は23日にも建設中止を決めた群馬県の八ッ場ダムを視察し、地元住民らと意見交換をすることにしているそうです。
先週、前原大臣に先駆けて八ッ場ダムを視察してきたこともあり、政治ネタです。
凡人さん、ssayさん、振られ飛車さん改めくっち~さん、川島さん、など皆さんが取り上げてますね。
これに関してはいろいろ意見が分かれてもいいし、議論百出が自然の成り行きだと思うけど、一応、新政権の船出について一言。
鳩山内閣、いよいよ動き出しました。
首相も訪米のようです。(始球式の練習ばかりニュースネタにしてたけど。)
先日の内閣発足の深夜の会見、ずっと見てました。
新総理大臣の会見の中で、新鮮だったこと。
国民の皆様にお願いしなきゃならないことも多い、とか、
失敗するかもしれないけど、長い目で見てね、とか、いう趣旨のコメント。
これ、当然のことだと思うのだけど、今までの自民党政権では、こういう類のものの言い方はなかったように思う。
国民は選んで任せたのだから、あとは何でもかんでもおかみがやるよ、プロに任せて黙って見ていれば大丈夫、という姿勢だった。
そういう姿勢だと、次第に国民不在になっていく。
国民は、自分には何の責任もなく、評論家となり、あれがだめだ、あいつが馬鹿だ、と言ってるだけ。
そして、政治が悪い、いい政治家がいない、マスコミが悪い。
愚痴、不満、愛想尽かし。
やはり、そういうの、おかしいですよね。
何もかも政治や行政がやるなんてありえないし、国民は何もせず、おとなしくしてたり、政治家の批判をしてるだけでは、何も変わらない。
政治家も可哀想だし、人間としてあまりにも自分勝手な図式だ。
新政権を選んだ国民にも責任があるわけだし、選んだからには、国民としてやることはしっかりやり、その上で意見や批判をするべきなのは当然のこと。
どのような日本にするべきかのグランドデザインを一緒に考えていく。
そのためには自分たちがどのような暮らしをしたいか、を考える。
理想的なことや贅沢ばかりを望んでいても独りよがりになる。
そのための犠牲や、痛みも含め、皆が幸せになるためにはどうしたらいいのか。
あまりにも大きなところはわからないけど、自分の身近な部分、目の届くところから具体的な構想を考え、行動をする。
限られた財源、自分たちの税金を、どう効率的に使うべきかも含め、
日々の生活の中で、我々が考えなければいけないこと、やらなければいけないこと、いっぱいあるはずです。
この国に、この街に住んでいて、どういう暮らしをしたいのかは、政治家でなく、我々が考えなければならないのだから。
もちろん国の政策、戦略、構想と、その実行ということは政治家の仕事だろうけど、我々がやらなければいけないこと、やるべきこと、というのはたくさんある。
例えば、温室効果ガスを25%削減する、というマニフェスト。
世界中から圧倒的に高く評価されている部分です。
これは国がやることもそうだけど、我々が本当にこれをやるのか、ということも突き詰められているはず。
もし本気でやるのなら、おかみに任せておかず、我々がそのためにやれることを真剣に考えて実施する。
車に乗らない、節電、マイバッグ、マイ箸、などなど環境のことで、何をするのか、どこまでするのか。
何をどうすれば25%になるのか。
高速道路無料なんてして、この政策に矛盾してることにならないのか。
新政権のスタンスは、
政治+国民主導で共にやっていく、変えていくという姿勢、のようです。
これ、極めて普通だし、自然な事だと思う。
今までそうじゃなかったことが、やっと普通に、当たり前になった感じ。
首相も含め、大臣たちは自分の言葉で原稿も見ずに語っていたように見えたのがとっても好感が持てた。
しかし、後半のあまり知らないような人たち、メインでない人たち。
これは、内容もなく、気概もなく、当たり障りないように思えた。
少なくても自分の言葉でもないし、その専門分野における戦略がない。
どんな困難に会おうとも、自分は絶対にこうするんだ、という情熱が伝わらない限り、官僚は動かないし、官僚主導のままで進んでいくのだと思う。
適材適所の人材がいなくて、仕方なく調整した人事のように見えてしまう。
特化した専門分野はないけれど、なんとか使えそうな人たちをパズルのように当てはめたって感じがしてならない。
どちらにしてもこれからいろいろあるのだと思うけど、国民を巻き込んだ身近な政治にしてほしいし、すべてわかりやすい言葉で、国民の目線で進んでいってほしいと願っています。
ここまで期待されているのだから、たのんまっせ!
先週、前原大臣に先駆けて八ッ場ダムを視察してきたこともあり、政治ネタです。
凡人さん、ssayさん、振られ飛車さん改めくっち~さん、川島さん、など皆さんが取り上げてますね。
これに関してはいろいろ意見が分かれてもいいし、議論百出が自然の成り行きだと思うけど、一応、新政権の船出について一言。
鳩山内閣、いよいよ動き出しました。
首相も訪米のようです。(始球式の練習ばかりニュースネタにしてたけど。)
先日の内閣発足の深夜の会見、ずっと見てました。
新総理大臣の会見の中で、新鮮だったこと。
国民の皆様にお願いしなきゃならないことも多い、とか、
失敗するかもしれないけど、長い目で見てね、とか、いう趣旨のコメント。
これ、当然のことだと思うのだけど、今までの自民党政権では、こういう類のものの言い方はなかったように思う。
国民は選んで任せたのだから、あとは何でもかんでもおかみがやるよ、プロに任せて黙って見ていれば大丈夫、という姿勢だった。
そういう姿勢だと、次第に国民不在になっていく。
国民は、自分には何の責任もなく、評論家となり、あれがだめだ、あいつが馬鹿だ、と言ってるだけ。
そして、政治が悪い、いい政治家がいない、マスコミが悪い。
愚痴、不満、愛想尽かし。
やはり、そういうの、おかしいですよね。
何もかも政治や行政がやるなんてありえないし、国民は何もせず、おとなしくしてたり、政治家の批判をしてるだけでは、何も変わらない。
政治家も可哀想だし、人間としてあまりにも自分勝手な図式だ。
新政権を選んだ国民にも責任があるわけだし、選んだからには、国民としてやることはしっかりやり、その上で意見や批判をするべきなのは当然のこと。
どのような日本にするべきかのグランドデザインを一緒に考えていく。
そのためには自分たちがどのような暮らしをしたいか、を考える。
理想的なことや贅沢ばかりを望んでいても独りよがりになる。
そのための犠牲や、痛みも含め、皆が幸せになるためにはどうしたらいいのか。
あまりにも大きなところはわからないけど、自分の身近な部分、目の届くところから具体的な構想を考え、行動をする。
限られた財源、自分たちの税金を、どう効率的に使うべきかも含め、
日々の生活の中で、我々が考えなければいけないこと、やらなければいけないこと、いっぱいあるはずです。
この国に、この街に住んでいて、どういう暮らしをしたいのかは、政治家でなく、我々が考えなければならないのだから。
もちろん国の政策、戦略、構想と、その実行ということは政治家の仕事だろうけど、我々がやらなければいけないこと、やるべきこと、というのはたくさんある。
例えば、温室効果ガスを25%削減する、というマニフェスト。
世界中から圧倒的に高く評価されている部分です。
これは国がやることもそうだけど、我々が本当にこれをやるのか、ということも突き詰められているはず。
もし本気でやるのなら、おかみに任せておかず、我々がそのためにやれることを真剣に考えて実施する。
車に乗らない、節電、マイバッグ、マイ箸、などなど環境のことで、何をするのか、どこまでするのか。
何をどうすれば25%になるのか。
高速道路無料なんてして、この政策に矛盾してることにならないのか。
新政権のスタンスは、
政治+国民主導で共にやっていく、変えていくという姿勢、のようです。
これ、極めて普通だし、自然な事だと思う。
今までそうじゃなかったことが、やっと普通に、当たり前になった感じ。
首相も含め、大臣たちは自分の言葉で原稿も見ずに語っていたように見えたのがとっても好感が持てた。
しかし、後半のあまり知らないような人たち、メインでない人たち。
これは、内容もなく、気概もなく、当たり障りないように思えた。
少なくても自分の言葉でもないし、その専門分野における戦略がない。
どんな困難に会おうとも、自分は絶対にこうするんだ、という情熱が伝わらない限り、官僚は動かないし、官僚主導のままで進んでいくのだと思う。
適材適所の人材がいなくて、仕方なく調整した人事のように見えてしまう。
特化した専門分野はないけれど、なんとか使えそうな人たちをパズルのように当てはめたって感じがしてならない。
どちらにしてもこれからいろいろあるのだと思うけど、国民を巻き込んだ身近な政治にしてほしいし、すべてわかりやすい言葉で、国民の目線で進んでいってほしいと願っています。
ここまで期待されているのだから、たのんまっせ!
昔、あきら竜王のブログに、記事が更新されて直ぐコメントしたら、
竜王から、「素早いコメントありがとうございます」って
レスが返ってきましたが(笑)。
それはさて置き、
同じ社会派ブログでも(危ないので、物を投げないでください)、
nanaponさんは、やっぱり優しい感じですねえ。
>これ、当然のことだと思うのだけど、今までの自民党政権では、
こういう類のものの言い方はなかったように思う。
>国民は選んで任せたのだから、あとは何でもかんでもおかみがやるよ、
プロに任せて黙って見ていれば大丈夫、という姿勢だった。
以下、多くの部分を共感させていただきました。
そもそも、民主主義って参加型の社会体制なんですけどね。
・・・あ、これはぼくの隠しておいた(実は忘れていた)ブログネタでした。
関連記事を書かないと(笑)!
まあ、譲れない一線なのでしょう。
CO2の25%削減、無茶苦茶厳しい規制が我々に降りかかると思います。
それに関してはそのうち私のブログで。
若年層ほど民主党に期待していないようですし、
私もその一人ですのでnanaponさんと合う話はないかもしれませんが、
CO2の25%削減についてだけ少し書かせてください。
CO2は2007年の時点で1990年比の9%増えており、実質は約34%削減の目標となります。
仮に日本の全世帯が電気・ガスとも全て止めたとしても、削減できるCO2は全体の15%程度。
あとは企業努力に頼ることとなりますが、
それを実施できるだけの体力のある企業はすでに必死に取り組んでおり、
それでも、全体の結果は1990年比9%増となっているのが現状です。
不況の中、生き残るのに必死な中小企業にそれを強いれば、国民は血を流す程度ではすみません。
資源やエネルギーの削減というのは、口で言うほど簡単なことではないのです。
技術的にも資金的にも。
また、最近は太陽光発電が話題沸騰のようですが、
太陽電池は生産するのに非常にエネルギーを必要とする上に寿命があります。
現在の技術では、太陽電池は寿命までに、
それ自身を作るために消費するエネルギーの元を取れないと言われています。
CO2削減に貢献できるようになるには、数年から十数年ほどかかるのではないでしょうか。
鳩山さん自身自覚しておられるようですが、思い付きをすぐに発言するくせがあるようで。
現場を何一つ知らない人が、口当たり甘い言葉ばかりを公の場で口にするのは、
とても危ういことだと思います。
ピンポイントでそこしか流さないマスコミもマスコミですが。
まあ、一度日本全て腐りきるしかないだろうなあ、
と思っている私は半ば楽しみながら見ていますけども。
すみません、また長くなってしまいました。
政治の話は火種になりがちですし、この辺で失礼いたします。
とにもかくにも、まだ鳩山内閣が発足して8日しか経っていないので、色々な意味で
「お手並み拝見」
ですね。
これからが、本当の勝負でしょう。
世界に向けて、CO225%削減を打ち上げたのですから、国民として出来うる範囲で協力はするけど、どうやって国民を動かしていくのか…拝見させていただこうと思っています。
>速攻コメントですが(笑)。
ありがとうございます。こちらは遅攻ですみません。
>昔、あきら竜王のブログに、記事が更新されて直ぐコメントしたら、
竜王から、「素早いコメントありがとうございます」って
レスが返ってきましたが(笑)。
コメント欄があった頃、懐かしいですね。
>それはさて置き、同じ社会派ブログでも(危ないので、物を投げないでください)、nanaponさんは、やっぱり優しい感じですねえ。
いやあ、社会派ブロガーとしては、物を投げられても仕方ないという気概やプライドを持って書いているので(うそ!)、どんな反論が押し寄せても風のごとく受け流します。
>そもそも、民主主義って参加型の社会体制なんですけどね。
・・・あ、これはぼくの隠しておいた(実は忘れていた)ブログネタでした。
関連記事を書かないと(笑)!
書いてますね。最近ほんと、すっかりそうなっちゃって、どうしちゃったんですか?忙しすぎ?(笑)
☆くっち~さん、こんばんは。
>自分で自分のブログを読んでみて、いつも以上に文章が硬いです。
まあ、譲れない一線なのでしょう。
ほんと、いつもと違いますね。
というか、HN変えたので、文体まで変えてますか?(笑)
>CO2の25%削減、無茶苦茶厳しい規制が我々に降りかかると思います。
それに関してはそのうち私のブログで。
はい。お待ちしてます。僕もそのことに関しては、また書こうと思ってます。
☆もちこさん、こんばんは。
>お久し振りです、もちこです。
ほんと、ご無沙汰してます。忘れずにご訪問、ありがとうございます。
>若年層ほど民主党に期待していないようですし、私もその一人ですのでnanaponさんと合う話はないかもしれませんが、CO2の25%削減についてだけ少し書かせてください。
もちこさんとは世代も考え方も違うので、こうやって何かのテーマで反論にしろ何にしろ、やりとりできることはうれしいです。
>CO2は2007年の時点で1990年比の9%増えており、実質は約34%削減の目標となります。仮に日本の全世帯が電気・ガスとも全て止めたとしても、削減できるCO2は全体の15%程度。
詳しくはないですけど、そんな簡単な目標ではないことはわかってます。
新政権だって、程度は別にしてそんなことわかっているはずと思うのですが。
わかってたら、そんな無謀なこと言うはずないって?
>あとは企業努力に頼ることとなりますが、それを実施できるだけの体力のある企業はすでに必死に取り組んでおり、それでも、全体の結果は1990年比9%増となっているのが現状です。
はい、理解してます。
企業の自主的な努力に頼っていたら難しいでしょうね。
でも具体的なノルマは課せないようなので、景気、とか、経済とか言ってたら目標達成できっこないです。
>不況の中、生き残るのに必死な中小企業にそれを強いれば、国民は血を流す程度ではすみません。資源やエネルギーの削減というのは、口で言うほど簡単なことではないのです。技術的にも資金的にも。
はい、具体的な施策が示されてないのに、馬鹿げた目標を掲げている事自体、期待しようがないということですね。
>鳩山さん自身自覚しておられるようですが、思い付きをすぐに発言するくせがあるようで。現場を何一つ知らない人が、口当たり甘い言葉ばかりを公の場で口にするのは、とても危ういことだと思います。
ピンポイントでそこしか流さないマスコミもマスコミですが。
かなりそうも思うのですけど、仕方ないですよね。
民主党ではないにしても、いずれかの政党を応援して、一緒になんとかしていかないと、もう後がないので。
>まあ、一度日本全て腐りきるしかないだろうなあ、と思っている私は半ば楽しみながら見ていますけども。
このあたりを話し始めると止まらなくなるのでやめますけど、僕はもう黙って見ていられるような状態ではないと思ってます。
また稿を改めますね。
☆Danchoさん、こんばんは。
>とにもかくにも、まだ鳩山内閣が発足して8日しか経っていないので、色々な意味で「お手並み拝見」ですね。
これからが、本当の勝負でしょう。
そうですね。
今朝の朝日新聞の1面にも出てたけど、訪米前の地球温暖化閣僚委員会で、8人の閣僚がメモも見ずに、自分の言葉で熱い議論を交わしていたらしいです。
官僚が作ったメモとにらめっこの自民党の会議とは180度違う、と出てました。
そんなことも含め、我々が支持したくなるような変化の兆しはあると思います。
>世界に向けて、CO225%削減を打ち上げたのですから、国民として出来うる範囲で協力はするけど、どうやって国民を動かしていくのか…拝見させていただこうと思っています。
そうですね。
高速道路無料化なんて、こと言ってるようじゃ削減できないと思います。