びっくりです。
連盟のHPにも出ました。
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この度、1978年より行われてまいりました女流王将戦が諸事情により今期(第30期)をもちまして休止することとなりました。
今後は女流王将戦を再開できるよう努力してまいりますので、ご理解を宜しくお願いいたします。
なお、第30期女流王将の清水市代につきましては、今後1年間(2009年10月31日まで)に限り「女流王将」のタイトル名を使用いたします。
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端的に言えば、スポンサーの日刊スポーツが降りた、というわけですよね。
あるいは、協賛の霧島酒造の事故米関連の影響でしょうか。
30年も続いたタイトルだというのに、残念至極です。
以前、《新聞社の行方》という記事書きましたし、ずっと思っていたのは、新聞社におんぶに抱っこのやり方は、絶対に長続きするわけないので、新聞社でなく、
一般企業のスポンサーや協賛社に理解を得て、シフトしていくべきと思っていました。
まあ、例えばだけど、『トヨタカップ女流王将戦』みたいな形に。
LPSAは最初からそういう形でやってますよね?
(まあ、規模や額は違うんでしょうけど。)
内情はわかりませんが、単にスポンサーが降りちゃったから、中止、というのは短絡しすぎないでしょうか?
この局面での一手は、日刊スポーツに代わるスポンサーを必死で探す、口説く、という作業をし、伝統あるタイトルを守る、ということです。
もちろん、新たなスポンサーの意向を汲んで、新たな形に様変わりしていくことはかまわないと思いますし、ある意味予算の問題ということであれば、減額もやむなしで、効率的な運営方法を模索するという選択肢も。
例えば、一時、ゴルフがすっかり人気なくなり、視聴率も落ち、ギャラリーも減少しました。
スポンサーがどんどん降りてしまい、年間試合数、賞金総額もどんどん減っていったことがありました。
でも、伝統ある大会は、長年ついてくれた冠スポンサーが降りても、また別のスポンサーがついたりもしました。
マイナーな大会は消えてしまったりしたけど、伝統あるメジャーな大会は、スポンサー(冠)や大会名が変わっても、存続しています。
何が言いたいのかと言うと、
日刊スポーツが降りそうという状況の時に、
必死でスポンサー獲得の動きをしたのでしょうか?ということです。
30年も続いた伝統あるタイトルを存続させるために、日刊スポーツとも、あるいはそれに代わる他のスポンサー候補と、粘り強く、知恵を絞ったり、頭を下げたり、本当に道はないのか、などなど、交渉や検討をしたのでしょうか?
それは連盟の威厳とかそういうことでなく、
多くのファンの楽しみを奪うことになるわけなので、
スポンサー降りた→だから中止。
ってそんな簡単な図式で済むはずがありません。
それこそ(非常手段として)連盟HPに事情を訴え、募集告知でもして、
多くの将棋ファンからの情報提供や協力を仰いでもよかったのではないですか?
楽しみにしていた女流王将戦がなくなってしまうかもしれないのであれば、
スポンサードしましょうとか、協力は惜しまない、知り合いの社長に掛け合ってみよう、という人や企業が現れるかもしれないじゃないですか。
大手企業やメディアがもし難しいのであれば、
それこそ、マイナビ女子オープンのスポンサーのように、
一口1万円とか5万円とかで、100口とか、1000口とか集めるという方法もあったと思うし。(最低いくらあれば存続できるのかわからないけど。)
まあ、その前に、女流棋士会とか、(いやだろうけど)LPSAに相談して、なんとか力をあわせて妙手を捻り出すことも含め、こうなる前にいろいろ打つ手があったはず。
危機感を持った女流棋士会が、プロジェクトチームを作って、スポンサー獲得に奔走しましたか?
それもこれも全部やりつくして、万策尽きたというのなら、仕方ないとは思うけどね・・。
連盟のHPにも出ました。
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この度、1978年より行われてまいりました女流王将戦が諸事情により今期(第30期)をもちまして休止することとなりました。
今後は女流王将戦を再開できるよう努力してまいりますので、ご理解を宜しくお願いいたします。
なお、第30期女流王将の清水市代につきましては、今後1年間(2009年10月31日まで)に限り「女流王将」のタイトル名を使用いたします。
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端的に言えば、スポンサーの日刊スポーツが降りた、というわけですよね。
あるいは、協賛の霧島酒造の事故米関連の影響でしょうか。
30年も続いたタイトルだというのに、残念至極です。
以前、《新聞社の行方》という記事書きましたし、ずっと思っていたのは、新聞社におんぶに抱っこのやり方は、絶対に長続きするわけないので、新聞社でなく、
一般企業のスポンサーや協賛社に理解を得て、シフトしていくべきと思っていました。
まあ、例えばだけど、『トヨタカップ女流王将戦』みたいな形に。
LPSAは最初からそういう形でやってますよね?
(まあ、規模や額は違うんでしょうけど。)
内情はわかりませんが、単にスポンサーが降りちゃったから、中止、というのは短絡しすぎないでしょうか?
この局面での一手は、日刊スポーツに代わるスポンサーを必死で探す、口説く、という作業をし、伝統あるタイトルを守る、ということです。
もちろん、新たなスポンサーの意向を汲んで、新たな形に様変わりしていくことはかまわないと思いますし、ある意味予算の問題ということであれば、減額もやむなしで、効率的な運営方法を模索するという選択肢も。
例えば、一時、ゴルフがすっかり人気なくなり、視聴率も落ち、ギャラリーも減少しました。
スポンサーがどんどん降りてしまい、年間試合数、賞金総額もどんどん減っていったことがありました。
でも、伝統ある大会は、長年ついてくれた冠スポンサーが降りても、また別のスポンサーがついたりもしました。
マイナーな大会は消えてしまったりしたけど、伝統あるメジャーな大会は、スポンサー(冠)や大会名が変わっても、存続しています。
何が言いたいのかと言うと、
日刊スポーツが降りそうという状況の時に、
必死でスポンサー獲得の動きをしたのでしょうか?ということです。
30年も続いた伝統あるタイトルを存続させるために、日刊スポーツとも、あるいはそれに代わる他のスポンサー候補と、粘り強く、知恵を絞ったり、頭を下げたり、本当に道はないのか、などなど、交渉や検討をしたのでしょうか?
それは連盟の威厳とかそういうことでなく、
多くのファンの楽しみを奪うことになるわけなので、
スポンサー降りた→だから中止。
ってそんな簡単な図式で済むはずがありません。
それこそ(非常手段として)連盟HPに事情を訴え、募集告知でもして、
多くの将棋ファンからの情報提供や協力を仰いでもよかったのではないですか?
楽しみにしていた女流王将戦がなくなってしまうかもしれないのであれば、
スポンサードしましょうとか、協力は惜しまない、知り合いの社長に掛け合ってみよう、という人や企業が現れるかもしれないじゃないですか。
大手企業やメディアがもし難しいのであれば、
それこそ、マイナビ女子オープンのスポンサーのように、
一口1万円とか5万円とかで、100口とか、1000口とか集めるという方法もあったと思うし。(最低いくらあれば存続できるのかわからないけど。)
まあ、その前に、女流棋士会とか、(いやだろうけど)LPSAに相談して、なんとか力をあわせて妙手を捻り出すことも含め、こうなる前にいろいろ打つ手があったはず。
危機感を持った女流棋士会が、プロジェクトチームを作って、スポンサー獲得に奔走しましたか?
それもこれも全部やりつくして、万策尽きたというのなら、仕方ないとは思うけどね・・。

全く、同様に思っています。
まめに棋譜を載せてくれるのは報知(「敵」の広報紙なので読みたくはないが)ぐらいでしょうね。対抗心で載せていたのでしょうが、掲載場所が邪魔になったのかもしれません。
というか、新聞頼みというのが時流に合わなくなったのですが、ネット系は胡散臭い、連盟も新聞社に遠慮するのでしょうか。
いっそ、有料サイトにしてしまいますか。金払ってまでは見ないと思いますが。
朝日は女性の権利とかを擁護する論調なのに。そのうち大きなところで女流を持ち上げるつもりとかはないかな。
それとも普及協力金で女流全般(LPSAにまわっているかはわからないけど)にお金がまわるようにした、ということかな。
>これ以上、一行も、一言も、付け加えるべきものはありません。全く、同様に思っています。
そう言っていただき、ありがとうございます。
おかげさまで意を強くして、続編書きました。
★洋志さん、こんばんは。
>どうもです。説明不足の棋戦消滅ですね。毎回そうだったような気もしますが。
いろいろ言えないこともあるかとは思いますが、できる限り情報開示しないと、誰も心配したり応援したりしなくなり、勝手だ、怠慢だ、という議論になってしまいます。
>誰の責任かなぁ。たぶん女流に冷たい人のスタンスでしょう。妄想ですけど。どうですか、ナナポンさん、この勝手読みは。筋悪かなぁ(笑い)。
もちろんその方の責任もあると思います。
でも、これは棋士も職員も関係者もファンも、皆の責任でもあると思います。
★振られ飛車さん、こんばんは。
>というか、新聞頼みというのが時流に合わなくなったのですが、ネット系は胡散臭い、連盟も新聞社に遠慮するのでしょうか。
いっそ、有料サイトにしてしまいますか。金払ってまでは見ないと思いますが。
どういうところにスポンサーメリットを作れるのか。
そこが問題です。
そのためには、全国の将棋ファンも汗や知恵を出さないと、しっかりしたメリットが作れない気がします。