即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

データ紛失

2009年08月25日 23時26分51秒 | 健康
千葉県からこんな手紙が来ました。
『あなたのデータを紛失してしまいました。
大変申し訳ありません。』との、謝罪文です。


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5万件の難病患者データを紛失2009.7.9 21:36
 千葉県は9日、パーキンソン病などを患う県内の難病患者の住所や病名などが記録された約5万件の個人情報が保存されたMO(光磁気ディスク)を紛失したと発表した。情報流出の被害は確認されていないという。

 県疾病対策課によると、市原健康福祉センターが市原市内で申請があった14人分の特定疾患医療受給者票交付申請書類と段ボール片などにくるんだMOを同課に郵送。同課は書類のみ受領したが、その後、MOが届いていないと同センターに問い合わせたところ、紛失が判明。同課が、MOを緩衝材と間違えて廃棄した可能性が高いとしている。
難病患者データの紛失について
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カミングアウトしますけど、市の「難病指定患者」なんですよ、僕。

もう今はかなりいい(ほとんど改善された。)のだけど、昔は世界でも類のない難病と言われていて、生きる望みも半分以上失くしていた時期もありました。
これ、ほんとの話。

ということで昔から座右の銘というほどではないけれど、好きなフレーズは、
『生きてるだけでまるもうけ』

もう助からないかもしれない病気になって、なんとか助かった(助かっている)ので、あとは、おまけ、余生、だめもと。
だからこその、感謝。

感謝してもしきれないくらいなのに、ついつい忘れて調子に乗ってしまい、不遜になったり、傲慢になったりする自分。

忙しい日常の中で、3度のご飯をいただく。
ご飯が美味しい。
健康に感謝。
そして、お天道様、お百姓様、食物を作ってくれた人、運んでくれた人、料理してくれた人などなど、
皆に、『戴きます。』、『ご馳走様。』、『有難う。
と言う気持ちになっているのか。

そんな気持ちを忘れているのと同じように、病気のこと、病気だった自分を忘れてしまっている。

話は戻って、
間違ってデータが入ったMOを廃棄してしまったのは百歩譲って仕方ないにしても、なんでどこかにバックアップ取ってないのだろう?
緊張感がないと言えばそれまで。
ちょっとあきれて言葉が出ないです。
怒る気にもならない。

生きているだけでも幸せな僕だから、データでもなんでも、好きなようにして。

でも、千葉県庁の皆様、少しはがんばってね。
責任持った仕事して、充実した人生送ってちょうだい。
仕事ができて、ご飯食べられてることに感謝して。
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