即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

人生は使っている言葉通りになっていく

2011年06月21日 00時18分26秒 | 雑感
かなり長いこと営業の仕事をしてきました。

クライアントや協力会社、その他いろんな会社のいろんな人と話をしてきました。
社内でも友人でも同じかもしれませんが、いろんな性格のいろんな表情の人と会話を交わしてきました。

いつも元気はつらつで、笑顔がさわやかで、明るく楽しそうに仕事をしている人。

いつ会っても暗い顔で会社や上司の愚痴ばっかりこぼしている人。

いつも不満をあらわにしていて、何かにイライラしている人。

いつでも、疲れた疲れた、忙しい忙しい、もうだめだもうだめだ、と言ってる人。

いろんな人がいます。

最近のみやざき中央新聞の社説から引用します。
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下川浩二さんの講演の中での話。

「人生というのは、その人が使っている言葉どおりになっていく。」

上司に対する愚痴、世の中に対する不平や不満、人の悪口、陰口、そんなことばかり言っていると、そういう言葉を言ってしまうような出来事が次から次にその人の人生に訪れてくる。
逆に、「ありがとう」とか「面白いですね」「楽しいですね」、こういうことをいつも口にしていると、そういう言葉をまた言いたくなる出来事が次々に訪れてくる、と。
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人生は使っている言葉通りになっていく。

うーん、そうかなあ、そうだなあ。ほんと、そうだよなあ。

自分は、疲れた、と人前で言ってないか。
疲れた顔をしてないか。
愚痴をこぼしてないか。
イライラした顔をしてないか。

5月に行った「起ちあがれ東日本!」復興支援チャリティーセミナー
その時の講師の一人、この本の著者である村尾隆介さんが言ってました。
My Credo
クリエーター情報なし
かんき出版

リッツ・カールトンのクレド

村尾さんはこの本の通り、自分のクレドをいつも持っていて、一日に何度も見る。
自分の行動をこのクレドによってチェックしている。

その中に、《人前で疲れたと言わない、疲れた顔をしない》という項目があり、これはもう何年も守っているとの話。
絶対に僕が疲れたと言うのを聞いた人はいないはず。
疲れた顔を見た人はいないはず、と断言する。

でも人には見られないよう、ひそかに、栄養ドリンクを飲んだりはしてる、なんてことも言ってました。

そう、これ大事ですね。

疲れた疲れたと言ってるうちに、本当に心底疲れた気分になってくる。

カラダも脳も疲れてきて、いつもあいつは疲れていて覇気のない奴と思われる。
そういう性格、位置づけになっていくので、自分でもそれが普通になり、そういう人生になっていく。

怖い怖い。

普段何気なく使っている言葉、そして普通にしている表情。

それが自分の人生を形成していく。
浸透していく。知らないうちにどんどん癌細胞のように増殖していく。

こうしよう、こうしなきゃ、これは守ろう、というのは難しいので、これだけは絶対にしない、ということだけでも決めたい。
そして忘れるから書いておこう。
こんな奴だけにはなりたくないと、いうこと。

なんていろいろ考えつつ、改めて思った珍しく真面目な僕です。 
(たまにはいいじゃん!)
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