5月26日放送のNHKの爆笑学問、うわさに気をつけろというテーマでした。
こんな本も書かれた中央大学文学部教授の松田美佐さん(社会情報学)がゲストです。
番組の内容説明です。
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「関西地方にも地震が起こる?」「石油工場の火災で有害な雨が降る?」
「放射線対策に、うがい薬を飲むのが有効?」震災直後からかけめぐった多くのうわさやチェーンメールに、一切触れなかった人はいません。
われわれは今回のようなうわさの洪水にどう対処すればいいのか?
松田美佐中央大学教授は、これまで雲仙普賢岳の被災地などでフィールドワークを行ってきた、気鋭のうわさ研究者です。
今回流れたうわさを分析すると、過去の災害時や戦時中に流れたうわさと驚くほどパターンが似ていたり、符合する点が多いといいます。
「うわさとは、あいまいな状況を解釈するためのコミュニケーション」であり、「必ずしも意図をもって流されるわけではなく、事態を解釈したいという気持ちが自然発生的に「うわさ」になる、その奥底には隠された我々自身の恐怖や願望がある」と松田先生はいいます。
今回の爆問学問では、戦後、占領下の日本で流れた「マッカーサーは日系人」など、荒唐無稽なうわさの実例や「口裂け女」や「消えるヒッチハイカー」など、古今東西の有名な都市伝説までを分析、アメリカで生まれた「うわさの公式」などの古典的研究や「広まりやすいうわさの類型」が紹介され、うわさに安易にださまれないために必要な心得を伝授する特別授業でした。
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このテーマになぜ注目したかといえば、ご存知このネタゆえです。
「線路内人立ち入りは痴漢の隠語」都市伝説
線路内人立ち入りと隠語のお勉強
線路内人立ち入り痴漢隠語都市伝説・その2
線路内人立ち入り痴漢隠語都市伝説・その3
川島さんの記事に刺激を受け足を突っ込んでしまった、《線路内人立ち入り研究》。
いろいろ掘り下げていく研究活動の中、去年の11月のことでした。
突然僕のブログが半端じゃないアクセス数になった。
史上最高アクセス。
その原因はこれでした。
《電車の車内アナウンスで「線路内に人が立ち入った」は、「痴漢が出た」の隠語。》
こんな噂がtwitterをはじめとしてネット上を駆け巡ったのでした。
なんで、こんな噂が流れたんだろう?
あれからずっと、何でなんだろうか?と日夜気になって仕方がありませんでした。
この番組の松田先生の印象的な言葉。
《「うわさとは、あいまいな状況を解釈するためのコミュニケーション」であり、
「必ずしも意図をもって流されるわけではなく、事態を解釈したいという気持ちが自然発生的に“うわさ”になる、その奥底には隠された我々自身の恐怖や願望がある。」》
多くの人が、
なんでこんなに線路に人が立ち入るんだろう?
なんでこんなに頻発するんだろう?
と、長いこと潜在的に思っていた。
(なぜかわからないけどどこかから)これは実は痴漢の隠語だったという噂=あー、そうか。それならあんなに頻繁に起こるのも理解できる、納得できる。
ずっと気になっていたことがその解釈を持ってくることで、一気に胸のつかえがスーッと降りる。
そうか、そうだったのか、それなら納得できるよ、あー、痴漢なわけね、となって一件落着するわけですね。
なるほど、です。
この本も読んでみようと思うし、松田先生の研究にもかなり興味を抱きました。
ということで、「線路内人立ち入り」という世界的に大きな謎は、うわさ、デマ、風評、など、を科学することにより、さらに深みを増し、これを生涯かけて研究することが、後のノーベル平和賞にもつながることを夢に見て、さらなる研鑽に励みたいと思う所存であります。
こんな本も書かれた中央大学文学部教授の松田美佐さん(社会情報学)がゲストです。
うわさの謎―流言、デマ、ゴシップ、都市伝説はなぜ広がるのか | |
クリエーター情報なし | |
日本実業出版社 |
番組の内容説明です。
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「関西地方にも地震が起こる?」「石油工場の火災で有害な雨が降る?」
「放射線対策に、うがい薬を飲むのが有効?」震災直後からかけめぐった多くのうわさやチェーンメールに、一切触れなかった人はいません。
われわれは今回のようなうわさの洪水にどう対処すればいいのか?
松田美佐中央大学教授は、これまで雲仙普賢岳の被災地などでフィールドワークを行ってきた、気鋭のうわさ研究者です。
今回流れたうわさを分析すると、過去の災害時や戦時中に流れたうわさと驚くほどパターンが似ていたり、符合する点が多いといいます。
「うわさとは、あいまいな状況を解釈するためのコミュニケーション」であり、「必ずしも意図をもって流されるわけではなく、事態を解釈したいという気持ちが自然発生的に「うわさ」になる、その奥底には隠された我々自身の恐怖や願望がある」と松田先生はいいます。
今回の爆問学問では、戦後、占領下の日本で流れた「マッカーサーは日系人」など、荒唐無稽なうわさの実例や「口裂け女」や「消えるヒッチハイカー」など、古今東西の有名な都市伝説までを分析、アメリカで生まれた「うわさの公式」などの古典的研究や「広まりやすいうわさの類型」が紹介され、うわさに安易にださまれないために必要な心得を伝授する特別授業でした。
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このテーマになぜ注目したかといえば、ご存知このネタゆえです。
「線路内人立ち入りは痴漢の隠語」都市伝説
線路内人立ち入りと隠語のお勉強
線路内人立ち入り痴漢隠語都市伝説・その2
線路内人立ち入り痴漢隠語都市伝説・その3
川島さんの記事に刺激を受け足を突っ込んでしまった、《線路内人立ち入り研究》。
いろいろ掘り下げていく研究活動の中、去年の11月のことでした。
突然僕のブログが半端じゃないアクセス数になった。
史上最高アクセス。
その原因はこれでした。
《電車の車内アナウンスで「線路内に人が立ち入った」は、「痴漢が出た」の隠語。》
こんな噂がtwitterをはじめとしてネット上を駆け巡ったのでした。
なんで、こんな噂が流れたんだろう?
あれからずっと、何でなんだろうか?と日夜気になって仕方がありませんでした。
この番組の松田先生の印象的な言葉。
《「うわさとは、あいまいな状況を解釈するためのコミュニケーション」であり、
「必ずしも意図をもって流されるわけではなく、事態を解釈したいという気持ちが自然発生的に“うわさ”になる、その奥底には隠された我々自身の恐怖や願望がある。」》
多くの人が、
なんでこんなに線路に人が立ち入るんだろう?
なんでこんなに頻発するんだろう?
と、長いこと潜在的に思っていた。
(なぜかわからないけどどこかから)これは実は痴漢の隠語だったという噂=あー、そうか。それならあんなに頻繁に起こるのも理解できる、納得できる。
ずっと気になっていたことがその解釈を持ってくることで、一気に胸のつかえがスーッと降りる。
そうか、そうだったのか、それなら納得できるよ、あー、痴漢なわけね、となって一件落着するわけですね。
なるほど、です。
この本も読んでみようと思うし、松田先生の研究にもかなり興味を抱きました。
ということで、「線路内人立ち入り」という世界的に大きな謎は、うわさ、デマ、風評、など、を科学することにより、さらに深みを増し、これを生涯かけて研究することが、後のノーベル平和賞にもつながることを夢に見て、さらなる研鑽に励みたいと思う所存であります。