みみずのしゃっくり

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仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
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ばかちょん障害

2019-12-02 | その他

もう長いこと馬に乗っている夢を見ていません。馬さんに乗せていただいた頃と、その後の歳月、時々馬に乗っている夢を見ました。
そういう夢では、現実とはかけ離れて気持ち良く乗っていたり、あるいは馬さんと口論(馬が喋る!)していました。

しかし実は私は「馬に乗った」ことがありません。全ては「馬さんに乗せていただいていた」のです。私が乗せていただいた馬の皆さんに改めて感謝したいと思います。

高さ1m程度の障害は、どんな馬さんでも飛越できるそうです。人間でも低い柵なら誰でもまたげるのと同じですね。言わば「ばかちょん障害」です。


この障害が、その程度の高さでしょうか


乗り手は、やや馬の動きに遅れていますが、こんな障害なら、多少遅れても問題ありません。


2013年ローザンヌの競技の1場面


馬さんも乗り手も良い姿勢です。人名・馬名のデータ省略


私は乗せていただいた馬さんのおかげで1メートル10センチまでは飛ばせていただきました。
中でも忘れられないのは1~2度乗せていただいた元国体出場馬です。この方はオーストラリアから直輸入されたハンターでした。
日本のスポーツ馬術界で働いている方々には競馬出身が多いのですが、本格的な馬場馬術障害飛越のためには、始めから馬術用に育成された才能ある馬さんが不可欠です。

えーと、名前は忘れましたが、その元国体出場馬さん(仮にハンターさん)は、競走馬より幅が広く堂々たる体躯で、明らかに乗っている私を哀れんでくれたようです。障害に向ければ、どんどん飛んでくれたのです。彼にとっては、私は背中にとまっているハエみたいな存在で、ただ散歩しているようなものだったのでしょう

あんなにスイスイ跳んでくれたのは、私を哀れんだからとしか思えません。と言うのは、私などより遥かに優れたベテランが乗ると、ハンターさんは俄然反抗的になり、いつも両者の格闘が繰り広げられました。ハンターさんが素直に指示に従うのはオーナー(調教師)だけでした。だから私は「下手っぴ以下の可愛そうな存在」と認識されていたのだと思います

ハンターというのは元々は狩猟からきている言葉で、冷血種と温血種を掛け合わせて馬術用に作出された馬の大雑把な呼び名です。
ヨーロッパには何世紀も馬術用馬として作出固定された著名な品種があります。

冷血種と温血種と半血種

日本では競馬以外のスポーツ馬術は影の薄い存在で、ウィキペディアの記事も少なく簡単なものが多いです。

書いているときりがないので・・・日本人で唯一オリンピック馬術競技で金メダルを獲得したのは西竹一で、硫黄島で戦死しました。


ひとつだけ追加:総合馬術