南風徒然草

フエから送る見聞記です。

バンランの花3

2010年01月03日 | Weblog
花を間違えていました。

今頃、フエの町を彩っている赤紫の美しい花は、ホア・バンランではなく、牛の蹄の花という意味の花だそうです。訂正して、おわびします。この花は後宮の花とも言われるそうです。丸い葉が牛の蹄に似ているので牛の蹄の花と。たぶん、花の形から後宮の花ともなったのではないのかな。よく分かりませんが。バイクの後ろに乗せてもらっている時に聞いたので、ベトナムの花名をメモできなくて、忘れてしまいました。

そして、ホア・バンランのほうは、春に咲く花で、花の形は全く違いますが、赤紫色の花色は似ています。日本名、大花サルスベリと言われれ、花の形はサルスベリに似て、花びらがフリルをつけたようになっています。木肌は日本のサルスベリとは全く違います。

この近くのドンダー通りと交差する広い道路には、バンランの木が並木として植えられていて、バンラン通りというのが通称だったそうです。ただ、現在は道路両側の下水工事が続いていて、並木はほとんど切られています。工事が完了したら、またバンランが植えられるとか。

市内でよく見かける花でも、尋ねると知らない人が多いので、フエの花についての知識は少しにとどまりました。3日はフエからハノイへ移動。ハノイに3泊。いよいよ帰国です。

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