別れと出会い

１８歳で一人暮らしを始めるとき、両親に買ってもらった電子レンジが、所謂「当たり」だったらしくて、これまで壊れることもなくずっと愛用してきたのですが、さすがに十余年たてばどんな家電であろうと経年劣化は免れず、近年では温めるものの量が多くなると、なかなか思うように温まらない状態が続いていました。
しかし、PCの時にもほ言ってたかもしれませんが、家電とはいえ余りに長くつきあってると、愛着がわく状態を通り越して、苦楽を共にした戦友みたいな気持ちを持つようになっちゃうんですよね。少しの不便なら我慢して、もうちょっと付き合いしよっか、と思い続けて早や２年。
さすがに温まり具合が足りなさすぎるようになってしまい、昨年末にはいいかげん買い換えしようって話になったんですけど、いざとなると別れがつらくて、結局「年度末決算狙い！」と今日まで頑張ってしまいました。

で、今日。いよいよ別れを決意して、家電量販店に新しい電子レンジを見に行ってきました。
ニュースでデフレが話題になって久しいですが、ホントに値引きがすごいのね。もう３～４割引とか普通。
多少迷ったんですが、先の大変長持ちした電子レンジがシャープ製だったことを踏まえ、シャープ一本に絞っていたことで、必然的にかの有名な「ヘルシオ」か、またはそうでない電子レンジかの二択になりました。
・・・半額値引きなら、多少値が張ってもヘルシオで決まりだろう。
ということで、うちの台所にヘルシオが鎮座しました。でかいよ～。圧倒的存在感でビビっちゃうね。あのハイテクウォーターオーブンを私が使いこなせるかどうか。分不相応な新しい戦友がやってきたことは間違いありませんわ。


ちなみに長年連れ添った先の戦友ですが、自分でやると別れが辛いので、搬出は夫に任せました。長い間本当にありがとうね。