竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

『天からおりてきた河』インド・ガンジス神話が寮美千子氏の文で絵本になりました!

2013年09月14日 | 日記
奈良に在住し、活躍する作家寮美千子さんについては
これまで、二つの絵本をブログで紹介してきました。

信貴山縁起絵巻『空飛ぶ鉢』
東大寺大仏縁起絵巻『生まれ変わり』

今回は、インド・ガンジス神話『天からおりてきた河』です。



寮さんは、2004年にインドを旅行し、神聖なる河ガンジスのほとりに立ち、
インドの人々の雄大な神話に触れ、その感動をブログに書いておられます。

■インドみやげ/わたしの「ガンガー物語」

そして、その感動を土地の人々の口伝えをもとに物語をブログで公表されました。

■大地に流れおちた天の河 聖なる河ガンガーの物語

その原稿を推敲して、9年後にこんな素晴らしい絵本にされました。
画家は、山田博之さんです。


ヒンズーの多神教の神々も色鮮やかに描かれています。

物語は、

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ヒョウタンから生まれた6万人の王子は、聖者の怒りに触れ、一瞬のうちに灰に。
その魂の供養には、天上界を流れるガンジスの聖なる水が必要だ。
ガンジスを地上に招くための壮大な旅がはじまる。
それは神々をも巻きこんで…。インドの人々が、いまも信仰する神々の物語。
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是非、手に取って読んでみてください!

『天からおりてきた河』

ようやく、秋らしくなってきましたね。

読書の秋、稔りの秋、

私は今、北大でのグリム・シンポの準備で四苦八苦してます!

では、また、1週間後にブログでお会いしましょう!




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