竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

★グリムと民間伝承研究会★獨協大学5月29日13:30~★野口芳子「幕末にグリムを訪問した日本人について」

2016年05月14日 | 民話
今日のブログは、グリミンの例会案内です。

日本独文学会の春季大会に合わせて、大会2日目午後に
グリムと民間伝承研究会(グリミン)の例会を開催することになりました。

★今回は、今春定年退職された野口芳子先生にご発表いただきます。

 演題は、 大変興味深いテーマ 「幕末にヤーコプ・グリムを訪問した日本人について」 です。

●日時: 2016年5月29日(日)午後1時30分から(時間厳守)
       午後1時30分~ 公開の研究会(時間厳守)
       午後3時30分~ 会員懇談会(議題:グリミンの今後の活動/記念誌の刊行など)
       午後4時~5時  懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●会場:
獨協大学 天野貞佑記念館 4階405教室
(〒340-0042 埼玉県草加市学園町1番1号)
  
道順:東京メトロ日比谷線・半蔵門線直通東武スカイツリーライン 「松原団地駅」西口下車徒歩5分
キャンパスアクセスガイド : 獨協大学アクセス

●内容:
 
★研究発表

野口芳子(武庫川女子大学名誉教授)

  「幕末にヤーコプ・グリムを訪問した日本人について」


文久2年(1862年)オランダにて。右から柴田剛中、福澤諭吉、太田源三郎、福田作太郎

 【発表要旨】
 1862年の7月19日から8月5日の間に2人か3人の日本人が、突然、ベルリンのグリム家を訪問し、
 ヤーコプ・グリムとオランダ語で会話した 。日本人が遣欧使節団の団員であることは間違いないが、
 一体誰であったのか、長年、謎のままであった。グリム側の記録にはそのことが明記されているが、
 日本側の記録には何も書かれていない。鎖国政策の下で攘夷運動が叫ばれていた江戸末期に、
 グリム兄弟を訪問した日本人がいたのである。このことは、日本とドイツの文化交流史のうえでも、
 特筆すべきことである。
 一体、誰がどのような目的でヤーコプ・グリムを訪問したのか。そのことを明らかにするのが、
 この発表の目的である。

●参加費 500円


関東にお住いの方、あるいは関東方面に旅行される方は是非、ついでにご参加ください。

なにしろ、とても興味深いテーマ:
「幕末にヤーコプ・グリムを訪問した日本人について」
がテーマですからね。

今日のブログは、グリミン例会の案内でした。

ところで、大型連休も終り、新緑の季節を迎えました。
我が家の庭にも見事な薔薇が咲きました。



皆さまも、新緑のすがすがしい季節、大いに自然を満喫してくださいね。

では、また、来週末のブログでお会いしましょう!


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