4Wheels Life

オートバイ、自転車そして今は、クルマと登山を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録としてこのブログを再スタート。

seed 種について考えないと!

2013-02-27 | Weblog
食の前に「種(seed)」を考えないと、という事。

野菜は種を土に撒いて育ったものですよね、知っていますね。当たり前な事ですが、その種はどうやって作られているのでしょうか?
花が咲き、雄しべの花粉が雌しべにくっ付いて受粉、実が出来、実の中の種が地表に落ち、新しい命が芽生える、ですよね。

ここに、生産者と消費者そして流通が絡んで来るのです。

本来ですと、種が一番先にあって、芽がでて膨らんで....
現在は、安定した形状の野菜を簡単に、大量に、安く、速く、綺麗に作る必要があります、そうしないと商売になりません。
その為に改良に改良を重ね、規格に合う形状、見栄え優先な野菜が出来るようになったのです。

昔は八百屋さんで重さを計って値段を決めていたと聞きましたが、今はスーパーマーケットやコンビニで1本いくら、一束いくらと決められていますね。
同じ大きさ、同じ形状にしないと梱包出来ない、箱に入らない、ビニール袋に入らない、つまり流通出来ないのです。

昔、キャベツに青虫が付いていたのをよく見かけたものですが、最近....?見ないですね。
大量に野菜を作って虫に食われては、見栄えが悪くて売れません。
そこで考えた!
虫の嫌う毒のある野菜を作ればいいんじゃないのかい?人間は強いから少しくらい問題ないのだからね♪

そんな野菜を作り続けなければならないのが現在です。
もしも、まともな(正常な)野菜から取れた種がその中に混じってしまったら、今までの苦労が水の泡、虫に食われ不格好な見栄えで箱に入らない野菜が出来てしまいます。
そうなると、農家では野菜を売る事が出来なくなるので、苦労をして自前で種を作る馬鹿な事は致しないのです。(昔はどこでも種は自給自足でした)
そう、売れる野菜の種を使わざるを得ないのです。
フランスでは、種を作ると犯罪になると聞きました。これには大きな組織が絡んでいると聞きました。

昨日、野口さん著書による本を吉野さんが現在読んでいると思います。
僕は、「固定種野菜の種と育て方」という本を頂いてきました。
これを読み、更に勉強してみようと思った程に、衝撃的なお話でした。

不妊症に悩んでいらっしゃる方のなんと多いことでしょう?
子供の出来ない種しか作る事が出来ない野菜、そんな野菜を食べ続けてきた、代償なのでしょうか?
これについては今後研究されるのでしょうか、いや、国、いや世界が絡んだとても厄介な事らしいのです。
そう、食べ物のせいで不妊症なんて、言えないですよね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿