4Wheels Life

オートバイ、自転車そして今は、クルマと登山を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録としてこのブログを再スタート。

野外救急救命講習

2012-03-19 | イベント
ま、僕の頭をフルに使っても大したことは出来やしないことはお判りでしょうが?
座学と実践を半々に行うのだけれど、この実践がとにかく悩ましいんだ。
30分前に聞いたことを僕の脳内メモリに順次保存していく訳だけど、僕の脳は昭和の製造だ、とにかく記憶に時間が掛かる。
つまり、メモリに保存中に野外へ連れ出されて実践が始まるわけで、そりゃあもう、大変さぁ....

講習参加者はみな、アウトドア達人の集合で、僕みたいな半端ものはいないいんだ。
山岳ガイド、先生、野外活動指導者、それらを目指している学生などで、みな真面目に講習を受けている。
実践というのは、救助者と傷病者の2グループに分かれ、講師から傷病者一人一人に役割を説明する。
ある者は、呼吸あり脈ありの意識なし、あるものは気道が塞がりもがき苦しむ、トレラン下りで転倒し、頭を強打、意識あり、頭部出血だが、大きな出血ではない....等々の役割を持ち、山の中でてんでんばらばらに散らばって転がっている。
とにかく、皆さん迫真の演技な訳よ。
その場に救助者として、各人一人を見ていくんだけど、もうパニックになるんだね。
状況評価、一次評価そして二次評価、それぞれ傷病者を見て話を聞いて、触って、状態を自分で判断、結果を発表する訳ね。

そりゃあ、難しいんだよ。今までに経験のないような傷病者が沢山いるんだから。

過去に僕の周りで起きてしまった事故を思い出した。
あの時に今回の経験があったら、どうしただろう?
怪我人に「大丈夫?」って問いかけていたなぁ、その問いに「大丈夫....」って言葉が返ってきたような?
実際、大丈夫でなかった仲間がいたんだよな....

足を骨折した人に遭遇したことがあった。
ただ、固定をしただけで運搬、救急車へ運んだけど、今であればもっと確実な処置ができただろうと思うし...

そんな講習をたっぷり2日間、いやたったの2日だったと思うね。
今回の講習で多少頭に入ったことは、あっという間に出てしまう。1年後に再び受けたいと思う。
1年後、2年後そして3年後と、毎年の受講が必要かと思います。

スキー連盟で毎年参加した救急救命講習でさえ忘れるのだからね。

講習終了後に試験、何とかギリギリ合格しましたよ、ホント良かったわぁ。
バッチを頂きました。
写真の下段6色が今回の講習で得られるバッチで、上段の7色は上級講習修了者用になるらしい。

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1 コメント

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Unknown (カトちゃん)
2012-03-20 21:24:32
お勉強されてますね~。
ただ遊ぶだけじゃなくて、こ~言うのも知っとかないと・・・
どこで申し込んだんですか?
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