なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

天災じゃないからやる気になれば止められる

2009-01-30 22:59:18 | 日記・雑感
 雇用悪化が止まらない。

非正規社員の失業、県内6割が中途解除(神戸新聞)

今年三月末までの半年間で失職する非正規労働者は全国で十万人を超えることが分かり、とどまるところを知らない雇用不安。兵庫県内でも失業者は二千七百三十八人に上り、その六割以上が派遣契約の中途解除や解雇による失職であることが、兵庫労働局の調査で分かった。同労働局は「事前の通告や再就職先のあっせんなど責任ある対応を求めていく」などと企業側への指導を強める方針だ。

 兵庫労働局によると、中途解除や解雇による県内の失職者は千六百九十一人。期間満了後に契約更新をされない「雇い止め」の二倍に当たる。全国的には雇い止めで失業するケースの方が多く、担当職員は「県内は自動車本体ではなく関連部品の企業が多く、急な受注減少などが影響している」と分析する。

 中途解除の大半は派遣労働者。正社員の「解雇」と同様、三十日前までに通告することや、就業機会の確保を図ることが派遣先や派遣元の企業に義務付けられている。同労働局でも中途解除を確認した場合、企業に雇用安定を図るよう指導。悪質なケースは勧告など行政処分の対象となる。

 昨秋以降、行政処分はないが、一月中旬に丹波市内の自動車関連会社を中途解除された元派遣社員の女性(48)は「通告はあったが、次の仕事のあっせんなどはなかった」と訴える。同僚だった多くの派遣社員が中途解除されているが、派遣会社に申し立てても「お客さんだから何も言えない」と言われた。女性は「企業中心の世の中である限り、中途解除はなくならない」と話す。

 同労働局の調査では、失業する派遣労働者のうち、その後の状況を把握しているのは全体の15%に当たる三百四十八人。うち三百十八人は再就職できていないという。(高田康夫)

(1/30 14:33)

 正確には、雇用悪化が止まらないのでなく、止めていないのだ。
契約中途の解除は、違法である可能性が高い。6割のうちの大部分が、現行法のもとでも規制されるべきもののはず。

 もちろん、契約満了だって、そんなに簡単に首を切ることは許されない。
でも、記事にあるように、いまの「派遣法」のもとでは、派遣元にとって、派遣先は「お客様」。派遣先は、派遣労働者を「商品」として扱う。派遣労働が社会問題化しはじめたころ、派遣会社の企業へのPRに「お試し期間中 ○%OFF」などとあるのを知って、びっくりしたことがある。

 やっぱり「派遣法」は抜本改正が必要。

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