言葉の欠片

心にBreeze届きますように・・・

フルムーン

2007年08月02日 17時52分20秒 | Poem
あなたをじっと見ていると
見つめ返すその瞳が穏やかで
吸い込まれてしまいそう

泣いた夜も
怒った日も
笑い合った日も
あなたはそっと見守っていてくれたね

あなたのそばを
飛行機雲が流れていく
小さな窓からも
あなたのことを見ている人がいるんだね

あの人も家路に着く車から
夏の夜空を見上げてくれてたら いいのにな

無題

2007年06月27日 22時59分52秒 | Poem
会える日を楽しみにしてるなんて

貴方が急に言うもんだから

嬉しさと戸惑いと切なさと

貴方への想いを断ち切るべく

時間の波に漂っていた2年の想い

どう伝えよう


2006年08月24日 21時23分34秒 | Poem
恋って、厄介なものだね
忘れようと思っても
別の誰かを好きになろうと思っても
心の真ん中 いちばん深いところは
全然思いどおりにならなくて

だけど本当の気持ちに気が付いて
それを貫ければ
それはそれで
素敵なことなのかな

自分でも自分がわからない
寝苦しい真夏の夜

君はいま

2006年08月21日 23時37分19秒 | Poem
君の街を
通りかかった夏の日の午後

偶然の出会いなんて
あるはずがないのに
車を止めて深呼吸
君の香りを探してる

夏風に揺れる木々は
君がいた風景と重なって
まだ君を愛しくて

こんなに近く
同じ空の下にいるよ
近くて遠いこの距離が
切ないね

君は今 何を想っているのだろう・・・

5月の風

2006年05月11日 10時25分01秒 | Poem
心地よい風とその温かさに包まれて
開いてゆく細胞

ただ聞こえるのは
闇夜の森の妖精たちと
三日月の楽しそうなおしゃべり
私はただ
目を瞑って聞いているだけで
シアワセだよ

火照った頬を
5月の風がやさしくなでる
夢に落ちる前にメールしよう
貴方の匂いがする 風に包まれたこと