石原吉郎: Wikipedia:
詩人・石原吉郎(前編) & 詩人・石原吉郎(後編):
古本屋の覚え書き : 棒をのんだ話:
古本屋の覚え書き : 詩は、「書くまい」とする衝動なのだ:
タイトルは忘れたが、昨年石原吉郎のシベリア体験記を読んだ。石原吉郎というより、シベリア抑留について対露終戦工作にいろんな疑問が湧いたからだ。何故今頃石原吉郎なのか、と思われるかもしれない。石原吉郎とは1971年から1973年の間の3年間に3,4回、詩学研究会や友人の出版記念会などで上京した際に会っている。顔も思い出した。暗くほとんどしゃべらない人で、悲しみのヌメリ感が存在に溶け込んでいて、理解不能の違和感があった。お互い一瞬だがじっと相手を見た記憶がある。お互いの絶対的な違和感の確認である。言葉が出ない詩人を見た驚きであった。異様に吃驚している私に友人が言った。「あの人は、長い間、シベリアに...」息を飲んだ。大袈裟に言うと極寒での強制労働が見えたのだ。そのくせお子ちゃまの私には、それ以上の想像や興味は違和感で死後硬直のように固まってしまっていた。それ以後何も知ろうとはしていない。むしろ長い間忘れていたと告白せねばならない。
死の理不尽に拮抗し、存在が哭く<断念>と<拒絶>の詩人石原吉郎:
屹立する言葉 :
石原吉郎 没後四年 目次:
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