◆大相撲初場所千秋楽(26日、両国国技館)
右膝の2度の手術から復活を目指す東序二段28枚目・宇良(27)=木瀬=が西84枚目・旭勇幸(中川)との7戦全勝同士の優勝決定戦を制して初めての序二段優勝を決めた。
久しぶりに宇良の“潜航艇”が出た。立ち合い、低く潜り、左に動いて、旭勇幸の右足を狙いに行って、そのまま押し出した。「久しぶりに、ああいう相撲が取れた。狙っていた訳ではありません。体が自然に動きました」。
宇良は「決定戦は本割とは違います。一番はケガをしないようにと考えました」と話した。過去3度、決定戦で負けている苦い経験がある。2015年名古屋場所は序二段で大輝改め北勝富士(八角)に、同九州場所は幕下で同部屋の芝に、16年初場所は幕下で栃丸(春日野)にそれぞれ敗れている。今回は4度目の正直。「やっぱりうれしいですね」が本音だ。
兄弟子の徳勝龍が幕尻で幕内最高優勝をかけた一番に挑む。「大勝負に挑まれる徳勝龍関に比べたら(自分なんて)ちっぽけな気がします。緊張していますなんて言っていたら恥ずかしいです」と話した。来場所は三段目の上位に昇進することが確実。復活へ、宇良が少しずつ階段を上り始めた。
(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-01260106-sph-spo)
復活の宇良、序二段優勝、おめでとう!
優勝決定戦を制しての優勝、本当に良かった。
来場所の三段目でも優勝を!
1日も早く幕内に戻って活躍してほしい。
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