ぼけ~~~っと人生充電記!

こんな時だから、こんな時だからこそ、色んな事を書き残していきます。

舞鶴・女子高生殺害:京都地裁が無期判決

2011-05-18 22:21:49 | Weblog


 京都府舞鶴市で08年に府立高校1年の小杉美穂さん(当時15歳)が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死の罪に問われた中勝美(なかかつみ)被告(62)に対し、京都地裁は18日、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。笹野明義裁判長は「被告が被害者の遺留品の特徴を知っていたことから犯人であることが強く推認される」とし、「犯行態様は冷酷残虐だが、周到に計画したり、ことさらに残忍な殺害方法を選択した事案とは異なり、死刑の選択がやむを得ないとまでは言い難い」と量刑理由を述べた。被告側は控訴する。
 公判で被告側は一貫して無罪を主張。被告と事件を結びつける直接証拠がない中、防犯ビデオの画像鑑定や目撃証言など、検察側が積み重ねた状況証拠をいかに評価するかが最大の焦点となった。
 判決は、現場に至る道路で被告と被害者を見たとする目撃者2人の証言の信用性を認め、道路沿いの3カ所にある防犯ビデオの画像も目撃証言と合わせて検討し、「映っている男は被告であり、犯行現場近くに犯行時刻に近接した時間、被害者と一緒にいた」と認定した。一方、検察側の画像鑑定は「単なる印象に基づくものが多い」として証拠能力を認めなかった。
 続いて被害者の遺留品を詳細に説明した被告の供述について検討。「自発的にされたと認められ、供述を求めた捜査官に違法なものはない」としたうえで、「非公表の特徴と合致する具体的な供述で、知る機会があるのは犯人の他にはほとんど考えられない」と検察側の立証に沿う判断をした。
 量刑について笹野裁判長は「経緯、動機に酌むべき点はない」と指弾したが、「同種前科の刑期終了後は暴力的犯罪を行っておらず、偶発的な面もある」などとして死刑回避の理由を述べた。
 事件は裁判員制度の施行約1カ月前に起訴され、裁判官3人が審理した。

(http://mainichi.jp/select/today/news/20110519k0000m040088000c.html)

 

 

難しい裁判と思っていたら、裁判員裁判じゃなかったんか。

被告人=犯人ならば無期懲役は妥当なところかなぁ、、、ん?

1人殺害で死刑求刑?って思っていたら前科があったんか。

調べてみると……

昭和48年9月、当時25歳だった中容疑者が、別れ話のもつれから内縁の女性とその兄を刃物で刺して殺害。近くの民家に押し入って住人の女性2人を人質に立てこもった。無期懲役。

この事件、今起ったら死刑もありうるんじゃないの?

なるほど!今回、死刑もあったかも。

 

無罪を主張してるんだから当然控訴。

状況証拠だけだしどうなるか。

最高裁まで行って、無期が確定しても再審請求で戦うんだろうな。

まだまだまだまだ先は長いな。

                         1494号

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 憲法審規程を制定=改憲制度... | トップ | 首相延命目的なら不信任案=... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事